【メモ】近代・脱近代・現代の演劇創作
論旨演劇創作の中でよく議論に上がる「作品が先か」「環境が先か」という問い(自分のサークルでは「劇団かサークルか」という言い方がされていた)は前現代的。脚本vs役者、作り手vs受け手、トップダウン制作vsボトムアップ制作など言い方は毎回違うが、このような“全体”と“部分”の二項対立で議論してしまうこと自体が、パラダイムとして既に一つ遅れていると言える。
経験演劇には「目的に合わせてデザインするもの」と「環境から自然に立ち現れるもの」の二種類があると考えていた自分は、後者から前