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2021年度第3回こま武蔵台まちづくり勉強会を開催しました!

今年度第3回目のこま武蔵台まちづくり勉強会(6月20日)は、大分大学准教授の柴田建先生をお招きし、「日の里ニュータウン ベッドタウンからクリエイティブネイバーフッドへ」と題したレクチャーを開催しました。

レクチャーでは、柴田先生自身が関わられている福岡県宗像市日の里ニュータウンにおける活性化やリブランディングの取り組みについてご説明頂きました。

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(図 柴田先生による話題提供の様子)



話題提供後の意見交換では、団地再生における賃料設定などの具体的な事業内容や既存の自治組織との関わり方、デザインの重要性などについて活発な意見交換が行われました。
柴田先生からはエリアブランディングを戦略的に行うことや、担う手となる若い層を巻き込んでいくことの重要性をお話頂きました。特に印象的だったのは、「現場にいること」を強調されていた点です。現場での活動時間を確保することでまちの潜在的な課題や資源、住民の方々との偶然のつながりを発見することができ、「つながりの目利き」としてステークホルダー同士を繋げていくことことが出来るというご指摘は大変示唆に富んだものでした。
                         (文責:矢吹剣一)