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底床の掃除方法【日本デザインプランナー協会】

底床の掃除は、日常管理でも重要です。底床の掃除には賛否両論あると思いますが、掃除は必要だと感じておられる方もいらっしゃるでしょう。今回は底床の掃除をどのようにすればいいのか紹介させていただきます。

今回の底床掃除ですが、水草を植えているソイル部分だけでなく、化粧砂の掃除も合わせて紹介させていただきます。紹介する手順で底床の掃除をおこなってください。

ソイルの汚れを取る

ソイル部分には、たくさんの汚れが溜まっています。ソイルが崩れ泥になっていたり、餌の食べ残し、熱帯魚などの生体が出している糞が多いです。これらの汚れを放置しておくと、コケの原因になります。

まずは市販の底床クリーナーやホースを使い、底床の汚れを吸い出してください。ソイルが崩れないように注意しながら、汚れを吸い出しましょう。
また底床全体にクリーナーをかけないように注意してください。

全体にクリーナーをかけると、底床のバクテリアが極端に減ってしまいます。ソイル部分は特に注意し、掃除するのも全体の半分以上はしないようにしてください。

化粧砂の掃除

ソイル部分と化粧砂部分で敷き分けていたり、全面化粧砂のレイアウトの方もいらっしゃるでしょう。まずソイルと化粧砂で敷き分けている方は、化粧砂部分にソイルが漏れ出している場合もあります。目立つソイルを吸い出すようにしてください。

あとは化粧砂の上に、生体の糞があったり、コケが付いていたりするかと思います。生体の糞は吸い出し、コケが付いている化粧砂も吸い出すようにしましょう。放置していてもキレイになることは、ほとんどありません。

ソイルや化粧砂の補充

ここまでくれば、掃除は終わりです。汚れていたソイルや化粧砂を取り除いた後、不足しているところに新しいソイルや化粧砂を足してください。このときに汚れが残っていると、そこからコケが広がってしまう可能性があるため、コケや汚れが残っていないことを確認しましょう。

化粧砂は水槽に入れる前に、洗っておかないと水が濁ります。そこは注意しておきましょう。

このような手順で底床を清掃してください。簡単に書きましたが、手間がかかり注意が必要です。汚れを取ることに夢中になり、水位が下がりすぎないように注意しながら作業をおこなってください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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