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水槽のイメージを明るくしたいときは「化粧砂」を使おう【日本デザインプランナー協会】

アクアリウムは水草がメインの水槽です。水草がメインということは、水草の生育を考えると底床のメインはソイルですよね。ただ水槽の全面をソイルにすると、水景全体に重さを感じてしまいます。

水槽のイメージを明るい感じにしたいときに「化粧砂」を使います。化粧砂の色は、オレンジや白い砂が多いです。化粧砂を使うことで、水景の印象が大きく変わります。今回は化粧砂を使うメリットを紹介させていただきます。


敷くことでレイアウトの印象が大きく変わる

ネイチャーアクアリウムは水草やソイルがメインになる水景が多く、どうしても緑や茶色が多くなってしまいます。また流木や石も、影ができ暗く重たい印象になりがちです。化粧砂は明るい色が多いので、水槽内に化粧砂を敷くことで印象が一気に明るくなります。暗く重たい印象になりがちなレイアウトも、化粧砂を入れることで印象を大きく変えることができます。

前景草の手入れが不要になる

化粧砂を敷くのは、主に前景が多いです。化粧砂は水草の生育には相性が良くなく、水草が成長しにくい低床です。そのため、前景に水草が繁茂することが少なく、前景草部分の水草をトリミングをする必要がありません。そのため水槽内の水草を手入れする時間・手間が軽減されます。また水草が生えてこないと、レイアウトの維持がしやすく、長期維持のしやすい水槽になるでしょう。

レイアウトを変更できる

一度レイアウトしてしまうと、なかなか変更することは難しく、変更することになると重労働です。もちろん気に入ったレイアウトを長期維持し続けるのも良いでしょう。ただレイアウトの構図が気に入っていても、どうしてもソイルが古くなり変えたり追肥の必要が出てきます。

ソイルを入れ替えることもできますし追肥も容易ですが、思い切ってソイルを抜き、化粧砂を代わりに入れてみるという方法もあります。レイアウトの構図は同じなのに、一気に雰囲気の違ったレイアウトに変更できます。そうすれば、同じ構図で印象の違ったレイアウトを楽しむことができます。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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