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ソイルの粒の大きさ【日本デザインプランナー協会】

ソイルは、粒の大きさで2種類に分けられています。通常サイズの「ノーマルタイプ」と小さな粒の「パウダータイプ」に分かれます。それぞれに特徴があり、使うときには注意が必要です。今回はこれら2種類のソイルの特徴を紹介させていただきます。

ノーマルタイプ

多く販売されている通常サイズのソイルが、ノーマルタイプです。大きさは大体3mm〜5mmくらいです。粒が大きく通水性がいいので、底面フィルターを使用する水槽であれば、ノーマルタイプを使用しましょう。底面フィルターが目詰まりしにくいです。

またパウダータイプよりも崩れにくく、扱いやすいです。底床を掃除するときは、ある程度の重さがあるので、吸い込みにくく掃除はしやすくなります。ただし、粒が大きいので、小型水槽ではソイルが目立ちすぎてしまいます。60cm以上の水槽で使用する方が良いでしょう。

パウダータイプ

ノーマルタイプよりも小さい 1mm〜2mmくらいのサイズが、パウダータイプのソイルです。パウダータイプよりも小さく、0.5mm〜1.5mmのスーパーパウダーも売っています。パウダータイプは粒が小さく、底床の見た目は非常にキレイです。その分、ノーマルタイプと比べ、価格が高くなります。

粒が小さくソイル同士の間隔が狭くなるので、水草を植栽するときは、植栽した水草が浮力で抜けることが減ります。しかし密に詰まっている分、通水性が悪く藻類が発生しやすいです。パウダータイプの見た目の良さと水草の植栽のしやすさ、価格や藻類のことを考えると、底床すべてをパウダータイプにするのはオススメしません。

メインはノーマルタイプを敷き、その上に薄くパウダータイプを敷いてみてください。パウダータイプの見た目の良さや植栽のしやすさは残しながらも、費用や藻類の発生を最小限に抑えることができます。

このように、ソイルと言っても2種類あり、それぞれ特徴があります。
ちらを使っても良いわけでなく、あなたの水槽に合ったソイルを選んでください。どちらか一方を単体で使っても、ノーマルタイプとパウダータイプを組み合わせても良いでしょう。使い方次第で、ソイル効果を十分に活かすことができます。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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