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バクテリアがいない水槽の特徴と対処方法【日本デザインプランナー協会】

水槽内をきれいに保つ上でも、バクテリアの存在は欠かせないです。しかし、バクテリアは目で見ることができません。水槽内がきれいに保たれていれば、バクテリアが生存していると思っても良いでしょう。ただし、常に水槽内がきれいに保たれているわけではありません。今回は、バクテリアがいない水槽の特徴と対策について3つ紹介させていただきます。

水槽の水が白濁している


水槽立ち上げ時には、必ずと言っていいほど、このような状況が発生します。もちろん水槽を立ち上げてすぐなので、まだバクテリアは住み着いていません。バクテリア剤を投入したり、エアレーションをおこなったり、バクテリアが住み着く環境を作ってあげる必要があります。

しかし、立ち上げから時間が経ってもこのような状況が起こることがあります。時間が経った水槽の水が白濁しているときは、バクテリアが死滅していると考えていただいてもいいでしょう。

水槽が臭う

水槽の近くにいると水槽から臭いを感じることがあります。これは本来バクテリアが処理してくれるはずのアンモニアなどの有害な物質が、処理されずに水槽内に残っているときです。処理されていないアンモニアが原因なので、バクテリアが上手く働いていない状況だと考えられます。

水面の泡が消えない

先ほども紹介しましたが、バクテリアはアンモニアなどの有害な物質を処理してくれる働きがあります。エサの食べ残しや生体が出す糞などは、バクテリアが処理しています。ただそれらが処理されていないと、水中は栄養分が多い富栄養化した状態です。富栄養化したことで泡が消えにくくなることがあります。

対策


水槽内にバクテリアを住み着かせることが重要です。自然と水槽の中にバクテリアが入ってきますが、バクテリア剤を使い水槽内にバクテリアを入れてみましょう。また好気性であるため、エアレーションをおこなうことも重要です。富栄養化の状態では、水換えもしてください。栄養過多の状態であるため、コケが発生しやすい状態が考えられます。

バクテリアがいないという特殊な状況ですが、アクアリウムをされたことがある方なら経験されているかもしれません。まずは水槽の現状を把握し、バクテリアが住み着いてもらえるような環境を作ってください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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