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アクアリウム・底床は掃除する?【日本デザインプランナー協会】

アクアリウムで欠かせない底床ですが、管理の中で掃除はされていますか?
底床の掃除は、「掃除をした方がいい」と「掃除はしない方がいい」の2つの意見に分かれます。今回は、底床の掃除をするべきかという疑問についてのメリット・デメリットを紹介させていただきます。底床の掃除に関して、さまざまな意見があり、人それぞれ考え方が違うでしょう。まずは底床の掃除のメリットについて紹介します。


メリットは、底床内の汚れが取れること

日々管理していると、底床の中にはドンドン汚れが溜まっていきます。
・崩れたソイルや泥
・熱帯魚などの生体から出てくる糞
・食べ残したエサ
などのさまざまな汚れが溜まっています。これらが底床の中に残っていると、見た目が悪いことはもちろん、コケが発生する原因です。水槽を管理する上で、もっとも厄介なコケを発生させないためにも、底床をキレイに保つことは重要です。

このように聞くとメリットがあるように感じる底床の掃除ですが、デメリットもあります。

デメリットは大きく2つ

①バクテリアが減る
②ソイルの寿命を縮める
この2つが大きなデメリットなので、少し詳しく紹介させていただきます。

①バクテリアが減る
水槽の中がキレイに保たれているのは、フィルターで物理的なろ過をおこない、バクテリアで生物的なろ過をおこなっているからです。目には見えない部分で活躍しているバクテリアが住み着いているのは、フィルター内のろ材と水槽内です。

水槽内でも、特に底床の中に住み着いています。そのため、底床の掃除は生物ろ過をおこなうバクテリアを減らしてしまう行為なのです。

②ソイルの寿命を縮める
底床の掃除のときは、市販の底床クリーナーを使います。その底床クリーナーやホースなどで底床を掃除すると、ソイルに刺激を与えることになり、ソイルが崩れます。そのようにソイルが崩れると、ソイルの寿命を縮めてしまうことになるのです。

今回は、底床の掃除に関してメリットとデメリットを紹介させていただきました。人それぞれ考え方は違います。メリットとデメリットを理解した上で、あなたがどうすればいいのか、少しでも参考になると幸いです。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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