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アクアリウム・水上葉の害虫駆除【日本デザインプランナー協会】

水草を管理していると、トリミングした水草が余ってしまうことがあります。そのまま捨ててしまうのは勿体無いので、発泡スチロールやプランターでの水上葉管理をオススメします。しかし、水上葉管理も簡単ではありません。水が無くなれば乾燥して枯れてしまうこともあります。

また水上管理している水草に、虫がついてしまうこともあるでしょう。
虫が付いてしまうと、なかなか除去しにくいです。今回は、水上葉に付いてしまった害虫駆除について紹介させていただきます。

殺虫剤の使用はしない

どうしても虫が駆除できず、酷い状態になったときに検討しましょう。
殺虫剤が付いた水草は、水槽に入れると残っていた殺虫剤の成分が熱帯魚などの生体に影響を及ぼしてしまいます。そのため、殺虫剤は基本的に使用しないようにしましょう。今から紹介する方法でやりやすいことから試してみましょう。

水没させる

水草に付いている虫を除去するには、一番手っ取り早い方法です。水上葉を水中に入れてしまうことで、付いている虫を浮かせてしまいます。そうすることで、ほとんどの虫が除去できます。しかし、すべての虫がいなくなるわけでもないです。

また水上葉の環境によっても、水没させられないこともあります。たとえば、発泡スチロールなど水上葉を育てている容器から水上葉が大きく伸びているときはできないです。そのようなときは、他の方法を試してみましょう。

牛乳を霧吹きで散布する

方法は簡単ですが、どのような効果があるか少し分かりにくい方法です。
簡単に説明すると、牛乳を散布し時間が経つことで、牛乳が固まります。
水草の葉に付いている牛乳も固まり、当然虫に付いている牛乳も固まります。その固まった牛乳が、虫の呼吸を妨げることで虫を駆除する方法です。
牛乳であれば、あとで水を流せば水草にも問題はありません。

生体のいる水槽に水没

先ほど紹介した「水没させる」という方法に、生体の力も借りてみましょう。水上葉の育っている環境にもよりますが、もし水没させることができるのであれば、生体のいるところに水没させてみてください。

メダカやエビなどの生体が、虫を食べてくれることがあります。もちろん食べてくれないこともありますが、試してみる価値は十分あります。

このように環境によってできることとできないことがあります。しかし放置していては改善できない状況です。もし水上葉に付いている虫に困ったときには、一度お試しください。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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