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18個の笑顔で表現する「人生をよりよくする」喜び波紋 ロゴ制作秘話

ご依頼者さまの熱い思い
今回のご依頼は、スポーツジムの経営をされる株式会社RIPPLE様の会社のロゴ制作。一から会社を立ち上げられ、現在、町田を拠点にSTREAMというスポーツジムを経営しご活躍されています。
ご依頼者さまにお会いした第一印象は、丁寧でハキハキとしたご挨拶をしてくださり、社員の方々ととても仲が良さそうで「パワーに溢れていて、仲間を大切にする方」といった印象を抱きました。
そして、「私達の使命は縁ある全ての人々の人生をよりよくする一滴の雫となること」という理念をお聞きしさらにその印象は深くなりました。
接客業であるスポーツジムには、そこで働かれている方の印象も大事なポイントかと思います。真っ直ぐな明るいパワーを持った印象はとても魅力的で、会社のカラーでもあると認識しました。
会社名としても選ばれた「RIPPLE=波紋」から、ある程度ご依頼者自身でデザインを考えていたほど、はっきりとイメージをもっておられた状態からヒアリングがスタート。


ロゴのモチーフに選んだのは[ミルククラウン]
まず会社名でもある「ripple=波紋」から、最初はそのまま波紋をどう描くか?という議論になりました。
波紋のイメージのデザインを模索して行く中で、アドバイザーの小崎からある提案が。
「波紋ができる前の一滴の雫がつくる、ミルククラウンという状態をモチーフにどうでしょう?」
たしかに、一滴の雫が落ちるところを想像した時、波紋は既に落ちた後の現象であるし、雫は落ちる前の状態。この間にある現象にミルククラウンという形がある。
これは会社の理念である、「人生をよりよくする一滴の雫になる」ことと社名である「波紋=より良くなっていく様」両方をうまく表現できそう、となりました。こうした想像力を働かせ、別の視点からアプローチをご提案できる点は、我々に制作をお願いしていただくメリットになるところではないかとも思います。


そして、スケッチをもとにillustraterで、ロゴタイプのフォント、最終的なデザインの形を模索していきます。ミルククラウンと言われてよく頭に思い浮かぶ、王冠のように見えるデザインではなく、さらに意味を持たせた形にしていくことに。そこで出たキーワードが「笑顔」。真上から見た状態を想定し、笑顔でできたミルククラウンをデザイン。会社の理念にぴったりのモチーフをここでも落とし込むことになりました。
このミルククラウンを構成する笑顔は話を進めていく中で、18個と決まりました。これは創業メンバーの方々6名のそれぞれの【誠実・健全・自立】の精神を常に持っていることから、導き出された数です。
デザインの要素となるモチーフの個数には意味を持たせることで、なぜそのデザインになったのかが説明でき、なんとなく導き出された形ではなくなることで説得力や想いもより強くなります。


18のカラーに込めた想い
このレインボーカラーには株式会社RIPPLEさまの無限の可能性を込めています。その頂点には、【情熱・愛情・エネルギー】を表現した赤を持っていこう!と話し合い、カラーの配置にもこだわりを盛り込んでいきました。
このように、会社の理念や姿勢を意味したデザインがどんどん導き出されていき、最終的な一つのロゴデザインが出来上がっていく。
これは、一からお客様がロゴのデザインについて一緒に考え、その場でデザインが様変わりしていくのを見ながら自ら参加することで導き出されたアイデアです。これが可能なのはリアルタイムでデザインを作成してもらえるコレデサービス特有の利点です。
そうしてできたロゴデザインがこちらです。
とても気に入っていただきました!

最後にお渡しするコンセプトシート1
最後にお渡しするコンセプトシート2


終わりに
ロゴ制作終了後、株式会社RIPPLEさまのfacebook ページでは、早速代表自らこのロゴ煮込めた思いなど発信。さらにグッズを作る社員の方も。それはとても素晴らしいことで、自分たちがどういった想いで会社を経営しているのか、ロゴを通してお客様などに届けようという気持ちをしっかり伝えることをされていて、制作側としてとても嬉しいとともに、その行動力にさすが!と思いました。
ロゴを制作したあとにこのようなアピールをすることは意外と皆さん忘れていたりすることも。それは勿体無いないなと、改めて気付かされました。
ロゴを作った後の事も考えながら制作していただくと、よりお気に入りのロゴが誕生するかもしれません。ぜひ、制作される方は気にされてみるのも良いかなと思います。

コレデの詳しいサービス概要は公式サイトから↓
https://www.corede.design/

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