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最近思う事

去年はずーっと「仕事辞めたい!」って叫んでたけど、ここ数ヶ月で色々感じる事が増えたのでまとめる。

①去年から担当してるブランドが売れた
やっと売れ筋を作れて、バイヤーさんや上層部の方からも意識してもらえるようになった。1万近い数生産して、在日日数が1ケタっていう商品がやっと作れてホっとした。
でも、まだ自分でデザインしているというより、みんなが言ってる意見を形にしたような感覚。なんか他人行儀な、自分はデザイナーっていう感覚もなかった。
ここ1ヶ月でなんとなく気持ちが変わってきたけど、まだちょっと上手く説明できない。


②中国の担当さんと直接やり取りが増えた
今まで商社経由でやってたが、短納期で直貿が増えた。中国の人と直接連絡を取って、現場の空気を知った。服は機械が作ってるんじゃなくて、人が縫って、検品して、納めて、売り場に並ぶ。企画ばっかりしてると忘れがちだけど、作ってる人がいて、そこにお金が生まれて、家族を養ってる。
売れ筋増やして売り上げ作りたいし、もっとスムーズな情報共有の為の、精度の高い仕様書や検品が必要。これが1番の課題。とにかく伝わらない指示とミスが本当に命取り。母国語が違うから、もっと親切で正確な書類にしなきゃいけない。

働く国は違えど、みんな人間。誰かが汗水垂らして作ってくれた服を本当はもっと高く売りたい。こんな安いはずじゃないと心底思ってる。


③内部打ち合わせという名の講義

当日は朝ごはんが喉を遠らない、内部打ち合わせ。(去年はお母さんに電話しながらじゃないと出勤出来なかった笑)

何度も何度も叱られたけど、ほぼド正論だし、知らない事も教えてくれる。企画の作り方、商談の進め方、素材開発の考え方。あとスケジュールの詰め方。

部署に戻ったら、他のデザイナーさんに教えてもらった事を復習するように伝えてて、でも全然教えてもらった通りに話せない。理解まで出来てないから、その時もう一回復習する。

上がったサンプルの出来が悪ければ絶望しか待ってないので、精度の高い企画が必要。


④他社の担当さんとのコミュニケーションが増えた

今まで依頼のやり取りだけだった人と、ぐっと距離が縮めれた。外部のグラフィックデザイナーさん、ラベル発注先の担当者さん、インスタ運営会社の担当者さん。みんな人間だから事情も分かってくれるし、相談も乗ってくれるし、教えてくれるし、助けてくれる。本当、1人で仕事なんて到底無理って感じた。

あと、素直に先輩や上司に相談できるようになった。ほんと辛い時期あったから、全部聞いてもらった。


⑤逃げ腰はダメだなって思った

本当に辛くて辞めたいって何百回と思ったけど、結局自分で頑張らないといけないから、逃げると余計に大変だなって思った。胃が痛い事も多いけど、自分から挑むくらいじゃないと、この量は終わらないなって分かった。

明日、産休の先輩から引き継いだ仕事に初参加だから、ちょっとまとめてみた。チーフの産休がめっちゃ不安だし、出来る人の後釜って本当に嫌だけど、なんとかなると良いなあ。

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