蟻と鳥の眼、視点の切り替え

この記事のゴールは、新規でアイテムを開発して、販売する迄に想定される障害と、その過程で選択する方向性をまとめる事です。

開発の最初には、表現方法の違いは様々ですが、アイデアと試作が必ずあります。
複数の過程を経て、アイデアが量産に至るまでの流れは、川に例えられます。
その大きな流れの中には、「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」と呼ばれる障害があります。
これは、視点が異なる活動の間がスムーズに繋がらないことが原因です。
それぞれワードの意味はネットに解説が溢れているので割愛します。

私の場合は個人の活動なので、複数の組織をまたぐような場合よりも、それら視点の連続性は確保できると思います。逆に個人である事で自分に向いてる作業と、そうではない作業の差が大きくなるかも知れません。

関連して考えているのが、開発に対するスタンスです。アイテムの形は、いくら苦労して作ったモノでも、作り方がバレていれば、マネされてしまいます。作り方が分からない形はマネされにくいですが、公的な制度を活用出来るなら、意匠権や特許をとるのがベターでしょう。
権利をとるのもタダでは無いので、スモールな取り組みとしてスタートする私としては、いきなり申請するのはハードルが高い。
今回のチャレンジでは、作り方がマネされにくい形を狙いって進めます。

チャレンジには失敗が伴いますが、予期できる課題を避ける努力は、色々なバランスを見ながらですが必要です。視点を狭める事と、広める事、視点を使い分ける事で課題予知の精度は上げていけると思います。むしろ私の場合は、思い切り視点を振っていった方が良いと考えています。
頭の中だけで、視点の違う意見を戦わせても、経験的に良い解決策は見つかりません。
一度自分の中から外に出して、客観的に見て視点を競わせるのが良いです。
そういった方法も考えていって、また別の記事でまとめたいと思います。

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