「なるほどデザイン」を読んでなるほどと思ったこと
0からデザイナーになるために最初に選んだ本がこちら。
どのデザイナーもおすすめしており、
デザイナーを目指していなくても読んでおいて損はない1冊であるとのこと。
これは読まないと!と思い早速本屋に行って読んでみたので、
感じたことをつらつら書いていきます。
ダイジ度天秤 「どっちが大事を口癖に」
デザインに限らず重要なことだと思います。
ユーザーが何を求めているのか、デザイナーは何を伝えたいのかを明確にしてデザインしていくことが大切だとわかります。
ビジネスマン基本5W1Hを意識する。
いつ(When)→平日か休日か。時間帯
どこで(Where)→室内?屋外?
誰が(Who)→年齢、性別、職業
何を(What)→ジャンル(カフェ?)
なぜ?( Why)→勉強したい?休憩したい
どのように(How)→合間時間の休憩?コンセント必要など
スポットライト 主役を狙って光を当てる
人間1つのことを集中して作業すると周りが見えなくなる傾向にあります。
本当にその機能や詳細な部分は必要なのか1度離れて見ることは大事です。
私も集中すると周りが見えなくなるので、、、
バランスをみてまた焦点を当てて見てみる、俯瞰してみる、繰り返しですね。
リデザインをしていて体感します1つの機能ができた!!プロトタイプで見て見るとあれ、、バランスよくないってことよくあります笑
色のライト
勉強したてのデザイナーあるあるでいろんな色使いがちらしい
できるデザイナーこそ少数精鋭の色でよく見せる
サイズのライト
重要なものは大きく見せる。これはおっしゃる通り。
脇役の使い方で主役をよく見せる縁の下の力持ちで良いデザインを作る
トヨタのパワポの見せ方でいい例があったので紹介します。
主役ではなく脇役を変えることで主役を目立たせるデザインの工夫です。
揃えないライト
あえて整列しているデザインに斜めやずれを加えることで目を引いたり、
注目して欲しい場所に焦点を当てることができる。
広告に多いイメージです。
連想力(デザインに取り入れれそうな色や形などを引き出す)
デザインのヒントは何からでも得れるということ。
通勤中など何気ない場面の切り取り、連想する練習が実際にデザインする際に引き出しが増える。
翻訳機(言語と非言語のコミュニケーション)
要素を並べてみる(俯瞰してみる)
非言語に翻訳(表現を変える)
バランスを調整(デザインの目的次第で調節)
言語コミュニケーション
メリット デメリット 媒体を問わず表現を揃えやすい 同じ言語を理解する必要あり 受け取り方の個人差が比較的少ない 伝わるまでに時間がかかる 物事を深く細かく説明しやすい のみだと見た目に退屈になりやすい。
非言語コミュニケーション
伝達スピードの上昇、色や媒体の制約を受けやすく伝える情報が曖昧になりやすくなる。
非言語でしか伝えられない情報や個人差が大きくなり伝わる意味が限定的になったり、逆に広がったりする。
誤訳を生んでしまう可能性あり
虫眼鏡でみる
視野の解像度を上げる
神は細部に宿る
見た目で考える
色を使いこなす
左脳color
説明や強調するために使う
機能的な色(充電中、充電完了・ユニフォーム・路線図)
差をつける
見やすくする
注目させる
記号として認識させる
グループに分ける
階層を分ける
右脳color
一目見た時の印象を左右する
情緒的な色
視野
味覚
嗅覚
聴覚
触覚
記憶に訴える
読み終えてみてデザイナーだけでなく、デザイナー以外の仕事でも使える考え方や、物事の捉え方が書いてありました。
特に、連想力は日常から鍛えられるものなので筋トレのように毎日続けていく必要があると感じます。
デザインを学ぶ上で最初に身に付けておくべき考え方を知れる本であったので、これからデザイナーを目指す方が最初に読むべき本として良いのではないのでしょうか。
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