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[講演録] David Graeber - "Basic Income and Innovation"
人類学者デヴィッド・グレーバーは、シリアルアントレプレナーのピーター・ティールとの対談で、ベーシックインカムとイノベーションの関係について語りました。 1. イマジネーションがイノベーションの鍵: Graeberは、社会の進歩や新しい発明には、クリエイティブな考えを持つ人々が重要だと言っています。しかし、現在の社会では、こうした人々が活躍する場が限られており、多くのアイデアが埋もれてしまっていると指摘しています。 2. 競争よりも自由を: 現代のシステムでは、人々は自分のアイデアを証明するために時間を費やさなければならず、それがイノベーションを妨げています。Graeberは、人々に必要な資源を与えて自由にさせることで、予想外のブレークスルーが生まれる可能性が高まると考えています。 3. ベーシックインカムが創造性を解放する: ベーシックインカム(無条件の基本所得)を導入することで、人々が生活の心配をせずに、自分の好きなことに挑戦できるようになります。Graeberは、これにより新しいアイデアや文化的な革新が生まれる可能性が高まると主張しています。 4. 文化的な革新の消失: 例えば、かつてのイギリスでは、社会福祉制度に支えられた若者たちが音楽やアートで世界的な影響を与えましたが、こうした制度が削減された結果、文化的な革新が減少したとGraeberは述べています。 5. すべての人にチャンスを: Graeberは、現在の経済システムが、多くの人々の創造性を抑え込んでいると考えています。ベーシックインカムによって、すべての人が自分の能力を最大限に発揮できるようにすることが、社会全体の進歩につながると彼は提唱しています 。 まとめ: このように、David Graeberはベーシックインカムが人々の創造力を解放し、社会に新しい発明や文化的な革新をもたらす可能性があると考えています。 ソース: https://davidgraeber.org/videos/basic-income-and-innovation-david-graeber/
“薄くて軽い”期待の太陽電池ペロブスカイト via ANNnewsCH
薄くて、軽くて、発電効率もいい次世代の太陽電池として注目されているのがペロブスカイト。発明者は桐蔭横浜大学の宮坂特任教授。 中国ではひと足早く大量生産に向けた動きが進んでいるようです。インタビュー先企業の副社長いわく、2024年には安定生産が見込まれているのだとか。 他方日本では、積水化学工業が2025年の段階で製品化・量産化を目指しているようです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%9D%82%E5%8A%9B https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC14AJS0U3A410C2000000/
パデュー大学が緑内障の早期発見に役立つスマートコンタクトレンズ技術を開発 #ヘルスケア
パデュー大学の研究者らが、市販のソフトコンタクトレンズを、眼の健康状態をモニタリングするためのツールとして使用できる新技術を開発。 この技術により、極薄で伸縮性のあるバイオセンサーを市販のソフトコンタクトレンズに組み込むことができ、緑内障を含む多くの眼科疾患の痛みを伴わない診断や早期発見が可能になります。本技術は特許を取得済み。 詳しくは上記動画や、EurekAlert記事にて。 Source: EurekAlert! (https://www.eurekalert.org/news-releases/976013) https://boomerang.vc/
100%生物由来でリサイクル可能な3Dプリント住宅のプロトタイプが公開 #米メイン大学
アメリカのメイン大学のAdvanced Structures and Composite Centerが、建設スピードと持続可能性を両立する3Dプリント住宅のプロトタイプを発表。 製造時の廃棄物をほとんど出さず。3Dプリンターで4つのパーツにプリントされ、現地で組み立てられたものだそう。 窓ガラスも生物由来ってのが直感ではすごく難しそうなところですが、実現してしまっているからスゴイ。 ■3D Printed Home Made with All Bio-based Materials Unveiled by UMaine / 3D PRINT.COM https://3dprint.com/295959/3d-printed-home-made-with-all-bio-based-materials-unveiled-by-umaine/
便利ではない「弱い」ロボットはマシンとの共生の姿を提案する #弱いロボット #あわわ
豊橋技術科学大学の学生さんたちが開発したのは、「あわわ」と談笑するロボや、ゴミを見つけても、自分で拾うことはできないゴミ箱型ロボットなど。 どれも「便利ではない」ことで人の優しさを引き出すのだそう。 通常、ロボットが構想される際にはつい「強く」設計されがちだというバイアスへの気付き。そして、ロボットとの共生のあり方の提案。様々な面で素敵なイノベーションだなと思いました。 ■「あわわロボ」35万回再生 なぜ「便利じゃない」開発? / FNNプライムオンライン https://youtu.be/ECyJhUkLdJM ■豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 ICD-LAB https://www.icd.cs.tut.ac.jp/
タンパク質の謎を解き明かす機械学習マシンたち #AlphaFold
生物学には、タンパク質フォールディング(Protein folding)という難題がある。 ざっくりいうと、タンパク質が、鎖状から生物学的に機能する立体構造(三次元)へと変化するプロセスなのだけれども。その初期状態に、三次元状態を予測するのが困難を極めるらしい。 そこに登場するのがコンピューターの手助け。たとえばAlphabet社傘下のDeepmind社によるAlphaFoldは、機械学習によりこのタンパク質フォールディング問題をとき、様々な病気の理解に役立っている。 また、Folding@homeというプロジェクトは新型コロナウイルスの内部にあるタンパク質の解析もおこなっているのだそう。 ■Beyond AlphaFold: AI excels at creating new proteins https://newsroom.uw.edu/news/beyond-alphafold-ai-excels-creating-new-proteins ■タンパク質の「フォールディング問題」とは何なのか? / Gigazine https://gigazine.net/news/20201202-what-is-protein-folding/
ドローンで建築物を3Dプリンティング #英研究者チーム #NATURE誌
Imperial College LondonやUniversity of Bathなど複数の組織からなる研究チームが、建物全体を3Dプリントできるようなロボット群を作っているようです。どんなロボットかというと、「ドローンに3Dプリンタ機能を搭載」したもの。 ドローン3D建築工法は、山や災害地など、アクセスが難しいエリアでの建築物設計に強いようです。また、ロボットを何台か組み合わせれば、さらに高速に作業が可能。 研究者たちは、複数の空飛ぶロボットが効率的に協働できるように、スズメバチなど自然界のそらとぶ生き物も研究したのだとか。難しくて大変そうだけど、刺激的で楽しそうですね! ■Aerial additive manufacturing with multiple autonomous robots / NATURE https://www.nature.com/articles/s41586-022-04988-4