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50歳の私が派手髪にするのは

どうして私が50歳にもなって金髪やら派手髪にするのか?
ご近所ママ友なんかにたまに会うと、少しぎょっとされます。
ママ友時代(つまり子供が幼稚園や小学校だった頃)
私は黒髪で、「お母さんらしい」格好だったからです。

勤め人であった時も茶髪にはしますが、それ以上はやりませんでした。
仕事を辞めて、母親業も一段落して、義両親も他界し、
いわゆる「自分を縛るもの」があまりなくなったとき、
思いつきで髪をブリーチして染めて、金色にしました。
美容院の鏡に映るブリーチ頭の私の印象は
「カズレーザーさんだ・・・」です笑。

それでも初めはちょっとはずかしくて、帽子を買ってかぶったりしました。
九州の田舎町、金髪にしているのは中高生のヤンキーくらいです。
金髪にしたら、ヤンキーとやたらと目が合いました笑。

卒業式、三者面談などにも金髪で行きました。
先生方や保護者の皆さんは引いていたかもしれません。
息子や娘に一応尋ねたけど、「全然気にしない」というので
そのままで参加しました。

ちょっと変わった人だね・・と思われる方もいるかもしれません。
しかし、私はどちらかというと真面目で目立たないタイプの人間でした。
それでもなぜ派手な髪を続けているのか?
それにはいくつかの理由があります。

①外見的な強さ
変な人に絡まれない、じろじろ見られない、バカにされない。
女に生まれて、弱者として嫌な思いをすることがたくさんありました。
髪の色だけのことですが、硬い鎧をつけたかのように、私をプロテクトしてくれます。
ベビーカーを押しているだけで舌打ちされるようなお母さんたちが派手髪にして嫌な思いをする回数が減ったというのはよく聞く話です。

②みんな違ってみんないい
偏見に対する小さな反抗心です。
外見や、人と同じでないことで、抑圧されたり、生きづらくなる社会に対しての
私のささやかな反抗です。
どんな見た目でも、アサーティブな関係性を作っていける、大袈裟に言えばそんなメッセージでもあります。

③同じ場所で安心しない
私は日々小さな挑戦を続けています。それは同じところにとどまることが苦手というのもあります。
新しい一歩を踏み出せば、新しい発見があり、それがたまらなく好きです。
歳をとるごとに保守的になるのは嫌でした。
チャレンジの一環、でもあります。

④キャラクターとしての自分
とにかく覚えてもらえます。
フリーランスデザイナーとしては、1つのアイコンになっている気がします。
服装も、もっとアイコン化したいです。


・・・とまあ、色々書いてみましたが、結局は好きなだけかもしれません!
嫌なことはわざわざしませんからね!

それではまた!






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