見出し画像

先日こんな記事を書いたけれど。裏切るわけじゃないですよ。(笑)

先日書いた記事。

18年、Webサイトを持たずに営業してきたって話。
なんですが、やっぱりサイトは作ろうかな~と。
というのはあるクライアントからのオファーで、ハンディキャップを持つ人たちにWebデザインのレッスンをしてほしいと。目的はできる技術を増やしたいということで、職業訓練的なことですよね。
その試作品第一号は自分たちのサイトですが、第二号として私のサイトはどうかなと思うのです。

技術、そしてその評価基準が実績

今年に入って私のところにはハンディキャップを持つ人を雇用している方やご本人からご相談が増えています。中にはフリーランスとして起業したいという方もいらっしゃいます。Photoshopでガンガン画像を加工したり、イラストレーターを使いこなしてデザインが作れたり。HTMLを理解していてコーディングが得意という方もいます。ただ、彼らには技術があるのに実績は無いというのです。

フリーランスとして活動するためには実績が必要です。実績というのは自分のサイトは含みません。他人から依頼されたもののことです。私がフリーランスとして起業したときに一番困ったのがこの実績でした。
実績が無いから誰からも仕事がもらえない。仕事がもらえないからいつまでも実績が無いというこのマイナスループ。私の場合は、実績に関係なく仕事をくださる広告代理店に出会うことができ、そこで実務経験を積み、実績を作ることができました。ほんとにラッキーでした。しかし、それができずいつまでも仕事のない人は本当にたくさんいます。それは今も変わらないと思うんです。

代理店の案件は実績と言えないという現実

実績として公開してよいのは自分が直接請け負ったもので、クライアントの許可が無いと自分の作品だということができません。代理店経由の場合は、自分の作品として公開できないというのが暗黙のルール。下請け仕事だけの場合はいつまでたっても自分の実績は公表できないのです。これがフリーランスとしては結構きついことかもしれません。

なので、私は自分の経験からクライアントの許可があれば、外注として発注した場合でも担当箇所を明記すれば「自分の実績」としてOKということにしています。だから今回のオファーもその実績の一つになればいいなーという思いがあったからです。

18年作らなかったサイトだけど、誰かの役に立てるなら作ってもいいかなと今回考え方を変えた、というお話でした。

気に入っていただけたらサポートをお願いします。