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日本と海外どっちがいいか問題

私の周りは海外に住んだことある人が多く、なんだかよく話題になる気がする。
個人的には実は日本の方が好きで暮らしやすいと日本にいても実感している。

中学から大学にかけてイギリスで生活した際は、渡米時小6で、楽しい小学校生活を送っており、言葉が何も分からない、食べ物も慣れない、テレビや本が日本語でない、学校で友達が作れない状況が結構辛かったことを思い出す。

当時に比べたら、大人になって住んだことない国に来てみることはさほど怖くなかったというか、イギリスで海外生活の現実を知り、その上で英語力をつけながら大学院まで卒業したので、あ、多分こういうことに苦労し、日本のこういう部分が恋しくなるだろうという予測通りに事が運んでいる部分が多い。
そして、長年の海外生活から帰国した7年間の中で、私は海外生活で出来なかったことを気付かぬうちに堪能しようとしてきた気がする。
美味しいごはんを食べたり、友人と会ったり、日本語で友人を作るのは英語でつくるよりハードルが低いので交流を広げたり、東京で行ってみたい街に行ったり、浴びる様に日本語で本を読んだり。

学業や仕事など成果をとくにあげなくてもよいというのも気楽で、ストレスがかかりにくいのかも。勿論仕事も探したいし、秋から通訳学校へも通うが、大学受験とか卒業のプレッシャーが無いというのも、今回そこまで暗くならずにいられている理由かもしれない。

また一人暮らしだとすぐ寝てしまうので、誰かそばに居る生活は楽しく、孤独を感じることもない。大学の時みたいに学友とキッチンシェアも楽しいけれど、ゆっくり自分達のキッチンがあり、他人に遠慮せずご飯を食べられる環境もありがたく思う。

しかも今回は2年弱と言う期限付きで、何年いるかわからなかった父の駐在より終わりが見えているのが良い。いずれ帰るから、これ欲しい、東京が恋しいという思いを少しお預けにしておこうと思っている。

せっかくだから良い面を探してこの国を楽しんだ方が、2年間楽しいと思うからだ。

野菜がパリッとしているカットサラダや、種類が多いコンフレーク、いろんな国の人がいる環境、ベジやグルテンフリーが当たり前に存在することーそんな面に目を向けながら、過ごしていきたい。

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