親が癌になった、子供に何ができるでしょうか

毎日能天気に過ごしておりますが、1ヶ月前に親の喉頭癌が発覚しました。これまで脳梗塞で生死を彷徨ったけど右半身麻痺にはなりましたが無事サバイブしてきた父。癌にはなんか勝てない気がする。肥満、糖尿、脳梗塞、脾梗塞、小腸梗塞、足の壊疽。なんらかの心血管障害で亡くなるんだろうなって思っていたのですが、まさかの癌宣告。これはダブルパンチ。産婦人科だった父が癌宣告受けた時の背中は忘れられない。苦笑しながら、「悪い物の可能性はナンパーセントですか」って聞くと当然のごとく「95%です」って言われ、言葉を失っていた。

先週、再診の時に細胞診の結果を聞きに母と父で病院に行ってきたらしい。術式は3つ。どの術式がメリットデメリットあるのかとかそういう細かいことは親は理解してない様子。担当の先生は私がキーパーソンだと思ってもう1度電話をしてくれた。ムンテラ(病状説明)をもう1回電話口でしてくれた。本当に申し訳ない。感謝。けど、母親にも話したはずなのに、なぜ再び電話してくるのか、それはおそらく両親の理解度が低かったからなのであろう。

正月に家族集まってどの術式にするかだいたい決まった。しかし「陽子線治療」っていう選択肢もあるかもしれない。担当の先生の病院には陽子線の施設がなかったため、その選択肢は提示されなかったがその施設に陽子線のできる設備がない事と、陽子線は保険適応がないからだと思われる。

けど来週中にはどうにか、陽子線治療ができる設備にセカンドオピニオンを聞きに行く事ができそうだ。

真っ暗な私の家に一筋の光が差した気がしたんだけど、そんなうまい治療なんてないとはわかっている。しかし残された父の人生、今より可能な限りQOL(Quality of Life)は下げたくないのです。

なるべく侵襲の少ない治療を。

なるべく負担がかからない治療を。

その可能性に向けて家族一致団結で戦っていかなきゃ。癌に。

私もフィールドは違うけど医師の一人。なんとか両親に自分のできる限りのことができるといいなと思う。



#喉頭癌

#陽子線治療

#癌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?