かぶれにくい!?ニキビ薬の新しい塗り方、ショートコンタクトセラピー、さらに柔軟な考え方
ニキビの塗り薬でかぶれたことありますか?
そもそもニキビで悩んでいるのに治療したことが無いっていう方もいらっしゃるかもしれません。
一昔前までは、ニキビなんかで病院いく必要あるの?と、軽視されがちなニキビですが、治りづらいことも多く、地道に長期間かけて治していくことも多い皮膚科の疾患でも重要な疾患の一つです。
ニキビは、毛穴が皮脂などで目詰まりして、その中でニキビ菌や免疫が作用して皮膚の炎症を起こして赤く貼れたり膿をもったりする現象です。
ニキビの治療薬はいくつかありますが、そのうち塗り薬(外用薬)には、大きく2つの種類があります。
1つはニキビ菌を殺菌する抗菌薬、もう1つは毛穴のつまりを改善するピーリングのような作用をもつ薬です。
後者の毛穴つまりを改善するピーリング作用を持つ薬が、刺激感が出やすい薬で、なかにはかぶれて真っ赤にジクジクになってしまうことも。
経験された方も多いかもしれません。
薬の効果で、どうしても刺激感、赤み、ヒリヒリ、カサカサ乾燥するなどの刺激症状が出やすいため使い方が難しいという印象の多い薬でした。
具体的には、4つ。
過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)、
アダパレン(ディフェリンゲル)、
過酸化ベンゾイル・クリンダマイシン(デュアック配合ゲル)、
アダパレン・過酸化ベンゾイル(エピデュオゲル)
しかし最近は、薬の成分が改良されたり、タイトルにあるようなショートコンタクトセラピーで使える薬という印象に変わってきています。
ショートコンタクトセラピー、つまり、
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