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クリエイターとして、どう現実と向き合うか


人の親指を動かして
スマホの上の自分のやっていることのリンクをタップしてもらうのは、簡単じゃない

そこから、実際に自分のライブの場所を調べて、電車に乗って、ライブまで来てもらって、お金を払ってもらうのは、もっと簡単じゃない

メタバース業界で働いてたとき
そのワンタップをしてもらうために、優秀な人が何人も苦労して
ボタンの配置や、メッセージや、画像を工夫してた

なんてくだらないことに時間を使ってるんだ、と思うけど

いまの世の中で、自分の作っているものを広い人に広げて、それでお金をもらうには

その道をやっていくしかない

ぼくも含め、みんな、スマホばかり見てるから
路上で声を上げても、
仕事帰りにYouTubeを見ながら帰っている人の耳には、声は届かない

多くの人は、スマホのコンテンツに対して、6秒以上注意が続かない

注意を引くための、アドレナリンを出すためのコンテンツが溢れかえる

こんな男はいやだ、こんな女はいやだ
アイツが悪い、コイツが悪い

その中で、じっくり見たりするもの、優しく諭すようなものを出しても、3秒で流される

自分だってそうだから、仕方ない

じゃあ、どうするか

山に篭ってもいいけど、自分はそれだけだと物足りない感じがしてしまった
なら、世の中の流れに乗りながら、少しずつトロイの木馬を仕込むしかない
情報のヘドロの濁流の中に、少しずつ、小さなあかり、船を浮かべていく

スマホの世界から、スマホを見なくて済むくらい楽しくて、心から人の話せる関係性のある空間に誘えるような

そんな道のりをつくりたい

あちら側の人たちに、どうやって自分に興味を持ってもらうか
それをやるときに、いかに出来るだけ自分の魂を売らずにできるバランスを探るか

大変だけど、大変だということが腹落ちすると、不思議とやる気が出る

一つずつ、淡々と、しつこく積み重ね続けよう

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