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第4回ダビマス王座の「うらがわ」 決勝を戦ったスマイル牧場がレポート
決勝全3レースに250非凡を投入…お守り使用総数は2000…牧場経過年数は3000年…決勝進出18名に閉ざされた戦い。
王座決勝の舞台裏をレポートします。
牧場経過年数
第4回王座決勝の生産期間は例年より長い「50日間」。その間、他牧場に作戦が割れないように、ほとんどの牧場が野良BCに参加しませんでした。各牧場がどの程度生産しているか予想もつきません。終わりのみえないチキンレースを戦うのはメンタル的にきつい。そこで、私は参考情報として「牧場経過年数」をみながら戦うことにしました。早速ご覧ください。
牧場年数は王座特設サイトで公開されています。わたしの場合はダビフレリストから定点チェックするようにしました。ただし、牧場年数=生産量ではない点には留意してください。
群を抜いているのがちゃんた牧場。経過年数は3291年。1日計算でざっと60年。60年あれば1レシピ1周できます。1日1周、50日間で50周という計算。実際のところ、何頭生産したのか気になりますね。一方、373年で結果を出した牧場もいます。今回のサンプル11牧場のうち、スマイル牧場の1488年は平均値です。続いて、スマイル牧場の生産記録を公開します。
生産記録
NHKマイルカップで2頭、凱旋門賞で2頭の250非凡が誕生。これによって、決勝全3レースで3歳牝馬250非凡を生産し、ひとまずミッションコンプリート。
王座をめざす人にとって生産量の目安になればという気持ちから公開する決断に至りました。来年、挑戦する人はがんばってくださいね。
続いて、スマイル牧場のアイテム使用数です。
アイテム使用数
予選でなるべくアイテム消費を温存し、決勝に全てをぶつける作戦を選択。
第3回王座が終わり、お守り・大絵馬がすべて底を尽きた時点がスタート。それから1年間、第4回王座のためにお守り・大絵馬を貯蓄・節約して過ごしてきました。
レース・レビュー
出走各馬の詳しい情報が現段階ではわかりません。後日、「超決戦王座決定戦」が実装されて初めてすべてが明らかになります。ここでは、天皇賞秋を制した「サンアンドムーン」と、凱旋門賞を勝った「ハローグッバイ」について話します。NHKマイルCを勝った「メルエム」については裏スタリオンTVで語られているので割愛します。
サンアンドムーン(天皇賞秋 1位)
王座予選の中盤に登場した最強馬の1頭。この馬が最強馬となりえたのは、才能選択の妙にあります。ちょこぽん牧場は「黒風白雨」「ヒト夏思ヒ」でスピ・スタを高めることで4角の追い出しが早まることを見抜いていたと思います。さらに「黄金旅程」「ヒト夏思ヒ」の気性ダブルアップで3番人気縛りの「協心戮力」の発動を狙っています。王座・天皇賞秋の舞台の中心に最後まで居続けたパーフェクトホース、それがサンアンドムーンです。
一方、わたしにとって誤算だったのはサンアンドムーンが登場したタイミングが早かったことです。それまで才能選択は直線バフ重視のトレンドでしたが、サンアンドムーンの登場で素体重視の有用性にユーザーが徐々に気付き始めてしまったからです。
アナスタシアがもしもサンアンドムーンより後に産まれていれば、トレンド変化に対応すべく、ちがった才能選択をしていたことでしょう。
ハローグッバイ(凱旋門賞 1位)
凱旋門賞は18頭中、11頭が追込馬。「オルフェ非凡が発動した馬が勝つ」というおおかたの見方でした。
ですが、実際にはガリレオ非凡がワンツーフィニッシュ。実は、凱旋門賞で一番強いのはオルフェ非凡ではなく調教才能がそろっている先行馬です。これを見抜けたのが、先行馬を送り込んできた6牧場と言えるでしょう。加えて、オルフェ非凡にTriggerを選択したぴろしき牧場の英断。オルフェ非凡といえどもTriggerなくしては届かない。それほど先行馬が有利なのです。
優勝したハローグッバイはガリレオ非凡であるとカフェインさんから語られていますがスクショが公開されていないので、ここではスマイル牧場のシャトドサーブルと、ちゃんた牧場のドラゴンヘッドの才能選択を見ていきます。
2頭の相違点について、その見解はレース直後にちゃんたさんからコメントがあった通りです。オルフェ250非凡がひしめくレースで、直線バフ重視のガリレオ非凡は直線の追い出しが遅れるのです。
そのため、直線すぐにスタミナアップする才能「乾坤一擲」や「Destiny」を選択する必要がありました。ですが、予選なしの決勝1発勝負の舞台でそれを見抜くのは至難です。
そこでわたしは、オルフェ非凡250を自分で揃えた中でガリレオ非凡を走らせてみる、という実験をしました。ガリレオの生産をはじめる前にオルフェ非凡250を生産し、非凡がつかなかったUMAたちには素体アップ才能を付与して、仮想オルフェが多頭数いる環境を用意しました。
そして、仮想オルフェ250非凡がひしめく中でガリレオ非凡250を走らせてみると直線の追い出しが遅れたのです。しかも、メンバー次第では「乾坤一擲」「Destiny」の片方だけではスタミナ不足ということまでわかりました。
最適な才能選択のために大切だとおもうのは、実践的にシミュレーションしてみることです。
そこまで準備をしましたがシャトドサーブルは5着に惨敗しました。その理由は直線向いてすぐ、前の馬が壁となってしまったからです。無情にも、そのあいだに2つのバフ才能が消費し終わってしまいました。
ですがこれにも反省点があります。結果的には、Destiny1つでスタミナが足りるレースレベルのようでしたので、直線すぐに発動する乾坤一擲ではなく残り200mで発動する火蓋を選択して前壁リスクを軽減したほうが賢明だったのです。
王座が終わって早10日。悔しさ、妬み、自分への怒り、、、おどり狂っていた向き合いたくもない感情がようやく大人しくなってきました。質、量、作戦、すべてで負けないように1年間準備をして王座決勝を迎えました。仲間たちと協力して研究を重ねてきました。だからこの上なく悔しかったですし、自暴自棄にもなりかけました。けれどもう元気です。いまこうして、ダビマスを違う角度から楽しめるように挑戦していますから。
長かった第4回王座の戦いがやっと終わりました。みなさん、おつかれさまでした。そして、来年の王座をめざす人へ幸運が舞いおりますように。
ダビマスをガチ視点でかたっていきます