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Linux超初心者はイキリたい ~覚えたての言葉を使ってドヤりたい症候群~

Office系はまだつよつよだけど、M社のGUIが使いづらくなってきたのはナイショ


  自宅にある十年以上前の古いよわよわPC(しかも初売りの福袋に入っていた)にcentOS7を入れてみた。
  ちなみにCentOSというのはスマホのAndroidOSにも使われるLinuxカーネルを基にしたOSのことね。エンジニアさん達に人気があるのはRedHatナントカOSは有償に対し、CentOSはその中身をパク……参考にして作られ、かつ無償だから使われているみたい。

  エンジニアでは無い私には関係ないけどね

  「それじゃあお前はただドヤりたいためだけにCentOSを入れたのか?」と問われると否定出来ない。というより八割方ソレ。だってカッコいいじゃん!  何かミッションインポッシブルでトム・クルーズが演じているイーサンの相棒みたいで!
   それはいいとして、残りの二割が何となく軽そうだから入れてみた。最初はLinuxのDebian系OSのUbuntu入れたんだけど、重すぎて無理。
  起動してパスワード入れる画面になるまでホットコーヒー半分くらい無くなるもん。
   調べてみるとCPUのIntelが何やら悪さをしているらしいけど、今となっては改善する気も起きないからそれはいい。
   次にUbuntuより軽いという噂のLubuntuを入れてみたけど、これも大差なし。

あーもー!  古いOSで良いからまともに動くのないのかー!  

  と思って辿り着いたのがCentOS。なんとCentOSのisoファイルのダウンロードページ2009と書いてあるじゃあ、ありゃせんか!?
   これだ!  と思い、すぐさまダウンロードを決行。
  ダウンロード完了し、CentOSのisoファイルを空のDVD-Rに焼き付けようとしたら、「このメディアの空き容量が足りません」と表示されて宇宙猫状態。

   え?  え?  isoファイルの容量4.4GBだしDVD-Rは4.7GBだし大丈夫じゃないの?


    と混乱し、さらには、
    分かった!このDVD-Rは不良品だったんだ!
    とお花畑思考のまま、別のDVD-Rに入れ替えて焼成を試みる。するとやっぱりまた容量不足のメッセージ。
   結局Google先生に聞いてみると、DVD-Rは4.7GBとか記載してあるけどなんやかんやあって実際は4.38GBしか記録できないみたいなのだ。
    うぇー20MBくらいオマケしてくれよー
   懇願して無理に焼いたとしても、OSというはPCの魂だから、インストールできない可能性が非常に高い。よしんばインストールできたとしても、どこかで不具合が起きるのは容易に想像はできる。
   というわけで、すごすごとフラッシュドライブを買いに行った。
    フラッシュドライブ買ったあと、Lubuntuのパッケージをインストールして得たアプリでcentOS7のisoを焼き付けてboot化に成功。すぐさまパソコンを再起動してBIOSから起動優先をフラッシュドライブにして実行。
   するとCentOSのインストール画面が出現!

   勝った!  フハハ! 私は最強!

    実は例のあの激重OSUbuntu(というより私のPCがよわよわ)のVirtualBoxでCentOSは仮想起動済みだったのだ。その時はよく分からなくて、インストール時に何もいじらなかったら、勝手にCUIモードが始まった。
  rootでログインしてパスワード入力して……何をしよう?
   状態だったが、起動はメチャメチャ早かった。よって、今回はPC内部のストレージを全てCentOSにするので、GUIを忘れずにチェックを入れてインストールをやってみた。
   たぶん最初はCUIモードから始まるんだろうなぁ。
  既に事前にGoogle先生にCUIモードからGUIモードへの切り替えは予習済みであり、とあるゲームアプリを嗜みながらインストール終わりを心待ちにしていた。

  すると、なにやら画面が水色に変わった!

  私は「こ、これは、まさか!  始めからGUIモードで始まるのでは?」とワクワクした気持ちを抑えきれずにいた。
   抑えきれずにいたが、すぐに治まった。

え?   何か長くね?

  リフレイン。でも、まぁ最初だしそんなもんか。と、ちょっとした不安が過ぎったが、その不安を追いかけないようにした。
  とりあえず起動して、GUIの操作確認してみた。    いざ操作してみると、私の不安を払拭するように早い!  クリックしてからファイルの対象が認識するまでクッソ早いのだ!  

コレ!   コレだよ! 望んでいたのは!

   驚きは早さだけに留まらず、何と!  最初から必要なフリーフェアアプリが入っているではありませんか!
   いやー、素晴らしい!  エンジニアだけじゃなくて、一般ユーザーも使いたくなりますわ。コレ!
  とまぁ喜びはしゃいで、たぶん私が一番使うであろうLibreOfficeのwriterを起動した。
   ちなみにwriterというのはM社OfficeにおけるWordのことである。
   もちろん日本語入力できるようMOZCもインストール済みだ。

   おお!  日本語で打てるぞー?   ……んん?

   何か物足りない。そうフォントだ。writerのタブから私がよく使うMS明朝やMSゴシックを探していると見つからない。
   ……これはどうしたことだ。
   気になってGoogle先生で調べてみると、驚くべき答えが書いてあった。

MS系フォントはM社が権利を持っています。

   な、なにぃ〜。確かに「MS」と言えば……そうなるくぁ〜……。

  私はガックリと肩を落とし「やれやれ、結局ExcelやWordからは逃げられないのか」と思い、シャットダウンしかけたその時、何か悪い予感がして再起動に切り替えた。

   その結果…………。

遅い!

   やっぱM社OS最強!

   ここまでご覧いただきありがとうございました!
   ぎゃっはほーい!

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