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茅ヶ崎ブラックキャップス1期生卒団

2021年春
世界中がCOVID-19という未知のウィルスの脅威に先の見えない状態でした。小学生最大のイベントである修学旅行は中止を余儀なくされ、最終学年で迎えた学童大会の多くは中止になり、練習すら満足にできない始末。そんな不遇の新中学1年生14名と共に、中学硬式野球クラブ茅ヶ崎ブラックキャップスを発足しました。

茅ヶ崎ブラックキャップスHP
https://blackcaps.jp

実際に私自身、そしてデポルターレクラブとしても大変貴重な経験をすることができました。
これは普段、パーソナルトレーナーとしてトップアスリートに携わっていたり、国の研究会で会議に参加しているだけでは決してわからないことばかり。
それは、部活動の地域移管の問題、クラブの運営、保護者の対応、育成コーチング方法等々と多岐にわたります。
とにかく私が中学生の時とは全てがまるで違うのです。まさにリアルに「不適切にもほどがある!」を体験したような感覚。

変わらなければいけないもの、変えてはいけないもの、そして変わらないもの。

昨年の夏、3年生になった一期生の最後の全国大会で敗れた際、全員嗚咽するほど涙している姿をみて、私もしばらく忘れていた"熱いモノ"が込み上げてきました。
幼稚園以来ずっと各カテゴリーで番長だった私は人前で涙する姿をさらしたことはあまり記憶がありません。しかし溢れる涙が止まりませんでした。

そんな"熱いモノ"は、今も昔も変わらないのだと彼らが教えてくれました。

ブラックキャップスのみならず、そんな"熱いモノ"をこのデポルターレクラブでも感じられるクラブにトレーナー、スタッフそしてクラブメンバーの方々と共にしていきたいと思います。

*茅ヶ崎ブラックキャップスは、今では県内外から多くの選手たちが集まり、入団制限をかけるほどの人気チームになりました。 きっとここ数年で全国にその名を轟かせる存在になるでしょう。また決してエリートではなかった3年生もこの春から高校生。強豪校へ推薦入学する選手も多く、きっと活躍してくれるでしょう。

この3年間の歩みはこちらのコラムを是非、読んでいただければと思います。

コラム「令和の“がんばれベアーズ”!茅ヶ崎ブラックキャップス誕生」


茅ヶ崎ブラックキャップス1期生卒団


存在するなら進化しろ

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