あこがれだったもの

 初めまして、タッピーと申します。ご存知の通り私は統合失調症を患っている精神障害者です。さて、今回はタイトルの通り、私のあこがれだったものについて淡々と書きます。

 元々、私の夢は陸上自衛隊の幹部自衛官になることでした。大学入学と同時に幹部として自衛隊とはどのような組織かを知る為、予備自衛官補を受験し合格し、大学を調整しながら訓練を受け、2022年2月に二等陸士に任官しました。その三年間の間で私は病気になりました。障害者手帳も取得しました。障害者手帳を取得することで私は二度と現職の自衛官になれなくなるんだな、と夢を手放しました。
 
 そもそもこうなったことには公務員試験を乗り越えられなかったことにあると私は考えています。とにかく算数と数学ができないのです。いくら勉強しても全く身についていません。そのプレッシャーを抱え続けたのでしょうか、それがストレスであり、知らぬ間に自分の体を蝕んでいました。

 公務員試験を諦めても理系科目は民間の試験でも出されます。SPIだとか玉手箱だとか、数えてもきりがないです。現在は障害者雇用で就活中ですがやる気が出ません。もちろんやらなければならないということはわかっています。だけど身体がついていかないのです。

強迫性障害と鬱病で3年間治療を受け、8月に統合失調症と診断されました。幸いにもその治療が効いていたのか統合失調症と診断されたときは陰性症状のみでしか現れてきません。聞いたところによると「仕事をすると幻聴が聞こえる」といった事例も散見されます。私もその可能性はゼロではありません。とても怖いです。まずは就職しろ。

 就労についても医師によっても意見が異なるようで、前の主治医は「就労はまず無理でしょう、障害者雇用でもなかなか厳しいと思います」という意見だったが、今の主治医は「週4で6時間勤務なら可能」と言っています。4月になったら親の援助が打ち切られるのでもし東京で職が決まらなかったら地元に戻るしかありません。だけどそれは嫌。東京は便利だし楽しい、それに地元に帰ったら彼女にも大学の友達にも会えなくなります。それが一番嫌です。人間関係というものは精神に大きな影響を与えるとされています。統合失調症の陰性症状との付き合い方は「充実した生活を送る」に限られます。そのためにも何としてでもしがみつかねばなりません。

 初めての投稿で駄文ですが自分の思っていることを書いてみました。不定期ですが書きたいときに書きたいことを書きます。リクエストも募集しているので私のことをもっと知りたいという方はDMへお越しください。

それでは。