電子処方箋~メモ② エンコード
結局、reqフォルダにファイルを置いても、持って行ってくれない問題は、
ファイル名が長過ぎたことが原因でした。
ONSに質問して判明しました。
レセコンソフトの開発を始めた平成13年?以来、オフィシャルに対して質問したのは、今回が初めてでした。
ONSにQ&Aのシステムが用意されているのですが、それでも、回答が来るまで緊張していました。
実際には、回答の内容が理解不能とか言うこともなく、親切な回答で助かりました。
また、状況などをnoteにアップして、「署名は不要」との情報を得られたのも大きかった。やっぱり、人には訊いてみるものだな、とこの歳になって改めて思い知ります。
それで、要求ファイルを送ってみたら、今度は、
「エラーがあって受け付けられません」とのファイルが返ってきました。
最初から上手くいくわけありません。
前回までのトラブルと違ってエラーコードも、エラー内容も書いてあります。
いくつかあったエラーのうち、難題は、薬剤コードと薬剤名が一致しない、というエラーです。何度確認しても、エンコードする前の内容は間違っていないはず。
それで、通常なら必要がない、いったんエンコードした要求ファイルをデコードしてみたところ、なるほど、エラーの内容と一致しましたので、エンコードの方法が悪かったということです。
バグなんて、分かってしまえば、「そんなの最初から気づいて当たり前だろ」という内容が多いのですが、今回の場合も、VBAコードの、CharsetをUTF-8にして、エンコードしたら、全て上手くいきました。
院内処方の当院では、処方内容を、
重複投与等チェックする。
登録する。
取消す、修正する。
他院の処方情報を確認する。
ぐらいに対応すれば十分であり、それも来年の3月までに実現させれば良いので、ちょっと気が楽になりましたが、それで、電子処方箋対応医療機関とみなされるかは別問題なので、
今後は、HPKIカードも取得して、処方箋発行についての機能を組み込むことを目指そうと思います。