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クラウン・ブリッジ維持管理料と金属アレルギー CAD/CAM冠(Ⅴ)②

CAD/CAM冠(1歯につき)(大臼歯(CAD/CAM冠用材料(5)))
が、今日12月1日から、算定可能になりました。
そして、補管と金属アレルギーとの絡みについて、正式な疑義解釈が出ました。
通常、クラウン・ブリッジ維持管理料を算定する。
金属アレルギー患者に装着する場合は、クラウン・ブリッジ維持管理料は算定しない。

歯科的には常識通りになっています。
 
 このクラウン・ブリッジ維持管理料に関しては、算定可か、算定不可か、と問われることは多いです。
ただ、どうなんでしょうか。
算定したい場合に、「算定可です」と言われれば嬉しい気にもなるのですが、算定したくないのに、「算定可です」と言われてもなぁ、と思うのです。補管を算定する、しない、に医療機関の裁量はありませんから、可不可の判断はありません。
 
 最近の正しい?データによると、保険導入当初よりも、CAD/CAM冠が割れやすいとか、はずれやすい、とかいうことは無いそうです。でも、それでも、金属冠と比較すると壊れやすいし、はずれやすいんじゃないかと思われます。
少しでも長く壊れずにいて欲しいと思うと、なかなか使いづらい材料です。

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