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ポップアップストアをオープンしました

今日の夕方の霞んだ空がやっと正真正銘の春だよって教えてくれました。
お待ちしておりました🌸

昨夜「a little」をお借りしてオープンさせた1夜限りのポップアップストア
「ノスタルジックドロワーvol.2」

4名のお客様がご来店、店主泉さんも加わり開店🎶

ちなみにvol.1の時はテーマは「バレンタインの思い出」。結局ちょっと手探りな感じでテーマとは違ったでも大切なこれからの人生のテーマみたいなお話しをしました。

今回vol.2のテーマは「出会いと別れの思い出トーク」。
皆さんに何か思い出や思い入れあるものをお持ちいただき、そのお品について色々語っていただけたらなあと企画しました。


皆さんが家探ししてくれての思い出のお品は

高校生の時に雑貨屋で買ったべっ甲模様のセルロイドのペンケース(なぜか偽物ブランドシールを貼っていた笑)。
大人びてみたかった青春の証。

おばあさまのお手製の人形や子供の頃から側にいるぬいぐるみ。
手作りがお好きだったおばあさまは雛人形や昔話の主人公も作られて、たくさんの愛情を与えてくれました。

子供の成長と共にまだ現役の愛車。
親以上に子供の成長を見守ってくれたのです。

紹介してくださった思い入れのお品は

愛用の万年筆、そこから広がるインクや紙へのこだわり。
そして書き始めると姿勢が正され、心が整っていく。

ひとり暮らしを始めて数年の方はこれから思い出の品が増えていくことを楽しみにします。


私はと言えば


大好きだった「りぼん」の陸奥A子先生の付録をコレクションしていた名残が出てきて皆さんにお見せしてみました。
何かね一、眼鏡かけたスリムな男子が好みだったのよね一一(遠い目)。
メルヘンの乙女の塊だったのに今となっては…笑

それから愛読したマンガの話題で盛り上がり、懐かしさを抱いて心は学生時代に戻ります。


後半になってある方から相談のような経験談が語られました。
「言いたいことがなかなか伝えられなくて、相手の気持ちをおもんばかって、
気遣いの我慢の時間を重ねると、心のバケツが溢れてしまい、溜まっていた感情が吐き出されて、少し厳しい言葉を相手に伝えてしまい、ちょっと気まずくなって距離ができてしまうの繰り返しが過去にありました。
言わなかったらよかったのかなの反省もまた自分が辛くなる。
もちろん経験してきたことによってこれでよかったと肯定できる場面も増えてきたし、反省もそこまで深くしなくてもと最近はやっと思えてきました。
皆さんはどんな風にお考えで、どう乗り越えられてきましたか?」

それに答えてくださる皆さんの真摯な態度と響く言葉。
「自分の機嫌は自分で取りながらやっていかないとしんどいから、まずは自分がどうありたいか気持ちに向き合ってみるようにしました。」
「はっきり伝えることによって気づきもあるから、それによって2人の関係性も変わり、次の違うステージや次元に上がれることもあります。」
「心からのありがとうではない人は判断できてしまうので、そっと距離をおきます。」
「ありがとうって便利で言いがちだけど、本当に感謝を伝える幸せな言葉を探していきましょう。」
「優しい人は我慢しがちなのでおもんばかっても気遣っても相手は感じてないことも多いので、はっきり伝える方が親切だし、お互いのためになるのかもしれません。」

難しいし、それが人生。

少しだけ私の経験を差し出すと、
嫌な気持ちが行き来する時間が苦手な私はできるだけ笑顔で素早く自分の気持ちを伝えるように心がけてきました。
どんな場面でもはっきり潔く振る舞おうとしてきたつもりです。
きつい人だと感じた相手もいたでしょうし、もしかしたら傷ついたと感じた人もいたかもしれませんが、
少なくとも自分のありたいように我慢せずにでやってこれたような気がしています。
お陰で大半は悩み少なめの呑気な陽気な人生でした。
笑顔ではっきり自分の意見を伝えられるといいですね。
でもそれは大人同士の関係の話で、子育てと介護は相手が手強すぎます笑。
今は悩み多めです笑笑。

って、ちょっと真面目か。

皆さまが
「顔を見て話すことで難しい物事の輪郭が見えてくるものですね。」
「ことモノ人との出会いを色褪せさせないようにいつもフレッシュな気持ちでいたいですね。」
「最後は学校の帰り道『じゃあ』ってまた明日がある気持ちで手を振った気がします。」
「宝物と思い出の詰まった引き出しを眺めるような時間でした。」
と声を寄せてくれました。

お越しくださり、本当にありがとうございました。
素敵な時間は引き出しにそっと戻して、また明日から前向きましょう。

お店のオープンはまだ続きます。
閉店日も伺いましょう。


私からの感謝を込めて。
皆さんの日々を応援しています。

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