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技術士二次試験対策『入退室管理システム・認証方式』

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『入退室管理システム・認証方式』に関するまとめ情報

【概 要】

 「入退室管理システム」とは、いつ、だれが、どこに入退室したのかを管理するセキュリティシステムの総称である。
 管理したい部屋の扉らにシステムを設置することで、部屋・区画・エリアに対して、入退室の制限や入退室した記録を残すことができる。
 入退室管理システムは、部外者の侵入防止という主な役割だけではなく個人情報保護法・内部統制への対策、社員の勤怠管理等、企業の問題解決をサポートするシステムとしても活用が進んでいる。

【基本構成】

 最も簡単な基本となる入退室システムの構成を示す。入退室管理システムの基本構成は、管理用PC、識別機、電気錠制御盤、電気錠で構成される。

入退室管理システム基本構成図

【認証の3要素】

 入退室を認証する要素として、知識要素、所有要素、生体要素という3つの種類があり、認証の3要素とう。いずれの要素も、本人だけに属している(知っている、持っている)ことが前提となる。

《知る要素(知識要素)》

 知る要素は、本人だけが知る情報を設定し認証要素として利用する。

《持つ要素(所有物要素)》

 持つ要素は、持ち運び可能であり、個人が特定できる物を認証要素として利用する。

《備える要素(生体要素)》

 備える要素は、人体の持つ生体特徴を認証要素として利用する。

引用先⇒https://qeee.jp/magazine/articles/9758

《認証方式の例》

1.パスワード認証(知る要素)
 知る要素に対する認証方式としては、パスワード認証がある。本人しか知ることのできないパスワードを設定することで本人確認する方式である。

2.ICカード認証(持つ要素)
 持つ要素の認証方式には、ICカード認証がある。個人が携帯するICカードを利用して本人確認する方式である。

3.生体認証(生体要素)
 備える要素の認証方式には、生体認証がある。識別する生体には指紋、静脈模様、虹彩模様等がある。

《多要素認証と二段階認証》

 複数の要素を組み合わせた多要素認証のうち、組み合わせる要素が2つの場合が二要素認証である。認証要素の種類が違えば、対応できるリスクが異なる。例えば、所有要素だけを複数組み合わせた場合、所有物を奪われると突破されてしまう可能性が高くなる。
異なる複数の認証要素を組み合わせた二要素認証、多要素認証がセキュリティレベルを高めるために有効となる。

《二要素認証と二段階認証の違い》

 組み合わせる要素が2つの場合を二要素認証と呼ぶのに対して、認証の段階を2回経て認証することを二段階認証と呼ぶ。二段階認証では要素の種類特にない。
例えば、パスワードにより認証したのちに、個人で設定した秘密の質問に答えることで再度認証する場合、これは2段階の認証となっているため二段階認証となる。しかし、この認証はいずれも知識要素であるため、認証の要素数は1つである。これより、二要素認証の方がセキュリティレベルは高いことになる。

【コメント】

 今回は、入退室管理システムを通してセキュリティに関する認証についての記事でした。IoTが求められる現代において、セキュリティに関しては、非常に重要な部分になるため今回の認証の3要素や認証方式の概要については、要チェックです!

https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/enterleave/merit/
https://qeee.jp/magazine/articles/9758

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