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学校では教えてくれない定期試験勉強法  〜実践編〜

こんにちは、デンタローボです。今まで2回に渡って『学校じゃ教えてくれないシリーズ』として準備編計画編を投稿してきましたが、今回は3部作完結の『実践編』です。「過去問は集めたし、計画の立て方はなんとなくわかったけど、実際どうしたら良いの?」という方の為に勉強法をわかり易く解説していきます。

この記事をオススメする人

・成績をあげたい人
・勉強法に迷っている人
・そもそも出来る様になる仕組みがわかっていない人

この記事の結論

過去問は、解いて答えを暗記するのではなく、
その問題を解くための知識を調べて
暗記する事がたいせつ。
大切なのは何を覚えたら
この問題が解ける様になるかを考えて潰していくこと。

実践方法(ステップ1) 過去問の正答を調べる

国家試験などの大きな試験であれば、
麻布の実践、DESのANSER、
厚生労働省の発表した正答など正答を
すぐに調べる事ができます。

しかし、各大学の進級試験だと、
どうしても前の先輩達が作成した
解答を目安にするしか有りません。
大抵の場合、こういった正答を作るのは
出来る人なので問題ないですが、
時々謎の出来るぶって間違えを丁寧に付けてくれる
迷惑な過去問があります。

なので、この解答は正しいのかを
出来る人や塾の先生に確認して下さい。
手間なようですが、間違えて覚えてしまったものを
覚え直すのって、普通に暗記する事の
倍ぐらい労力がいるので絶対に確認して下さい。

あと、時々真面目な人で自分で正答を
調べる学生いますが、
これは余程成績が良い人か、
人数をかけて分担できる環境がない場合
やめて下さい。
理由は、時間のムダなのと
調べた事で勉強した気になってしまってる人
が多いので、
そういう作業は
できる人や塾に任せて、
自分は暗記することに集中して下さい

実践方法(ステップ2) 過去問を解く

正しい答えがある程度わかったら、
いきなりですが過去問を解いてみて下さい。
この時に必ず守ってもらいたい注意点は、
事前に勉強しないで、
いきなり解いて下さい。

ここでの結果が、自分が普段授業を
聞いているだけでどれだけ
理解できているかの指標です。
同じ時間同じ授業を聞いていても、
覚えたり、理解しようとしたりして
聞いている人と
ぼーっと聞いている人では
この時点で結果にに開きが出ます。
(あんまりにも答えられない場合は、
授業の聞き方を見直す事も
必要になってきます。)

そして解けたら、ステップ1で入手した
正答を用いて採点して下さい。
この時にできた問題と
できなかった問題は
必ず形に残るように紙などに
書いておいて下さい。

実践方法(ステップ3)できなかった問題の暗記事項を調べて覚える

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たとえば、この問題ができなかったとします。
その時、「電磁放射線はガンマ線とエック線を暗記しなきゃ!」となって単語帳とかに、
電磁放射線ーガンマ線、エックス線と
書いてしまうのが
成績の伸びない人の勉強です!

成績の伸びる人は、
「この問題に必要なのは、
『放射線の分類』を覚える事だ」と
暗記事項がどの分野の事なのかを考えて、
その分野で必要な事を暗記します。
今回の場合は、

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このスライドですよね!
この分野を考えて勉強をする癖をつけないと、
問題が少しひねられただけで、
同じ分野から出ているのに
全く解けなくなります。

上の例だと、『直接電離放射線はどれか?』
なんて問題が出た場合、
伸びない人の勉強法では、
「電磁放射線を聞かれれば出来たのに」
みたいな状況になり、
勉強した成果が全く発揮できません。
意外とこういう勉強法のをしてしまっていて
成績伸びない人は多いです。

実践方法(ステップ4)もう一度過去問を解き、完成度を高めていく

一通り確認と暗記ができたら、
もう一度過去問を解きます。
暗記してすぐではなく、
目安としては3〜4時間あけてから解いて下さい。
そして、間違えたところは
また暗記する事を繰り返します。
完成度の目安は、90%以上正解する事です。
厳しいように思えますが、
実際の試験には、過去問以外の問題も出るので、
過去問(=知っている問題)なんかで点を
落としていると、合格が遠ざかります。

特に国試は相対評価の部分が多いので、
過去問の分野ならほぼ間違えないぐらい
になっておくのが理想です。

過去問を賢く使って効率よく結果を出していきましょう。

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