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S3-4★ポッドキャストは「若年層35歳以下」の利用が多く「離脱率の低い」メディアです!

誰でもできる!ポッドキャストの作り方(シーズン3)


ラジオディレクターのデンスケが、サムライサイトーさんのオリジナルポッドキャスト番組の立ち上げから配信までのサポートの様子を公開しています。

★シーズン3
パーソナリティー:デンスケ@ラジオD
アシスタント:サムライサイトー

Spotify、AppleMusic、AmazonMusic、GooglePodcastで配信中!
ぜひ聞いてください。


Season3-4★ポッドキャストとは?(ポッドキャスト)

でんすけ@ラジオD
皆さんこんにちは。ラジオディレクターのデンスケです。テレビ局やレコーディングスタジオで経験を積み、現在はラジオ局で番組制作や音声編集をしています。この番組は「誰でもできる!ポッドキャストの作り方」をお伝えします。ぜひあなたもトライしてみてください。

では、本日も番組が始まりました。早速ですけど、この方をお呼びいたしましょう。では、自己紹介お願いします!

サムライサイトー 
はい。ギターリペアマンのサムライサイトーです!

でんすけ@ラジオD 
サムライサイトーさんがアシスタントで番組を一緒にやってくれています。よろしくお願いします。

サムライサイトー 
はい、よろしくお願いします。

でんすけ@ラジオD 
前回は自己紹介の作り方ということで、氏名肩書きキャッチフレーズだったり、自分ができることや実績とかを盛り込んで、まとめて作ってみましょう!というお話をさせていただきました。サムライサイトーさん、実際に作ってみてどうでしたか。

サムライサイトー 
そうですね、ちょっとまだ悩んでるところも実はありまして。あのギターリペアマンって言ったんですけど「ギター修理屋さん」でもいいのかなって思ったりとか。修理屋さんの方が親しみやすいような気もしたりして。

あと「あなたの街の」みたいな入れた方がいいのかなとか「みんなの」とかあった方がいいのかなって、まだ悩んでたりはするんですけれど。「何を伝えたい」というか「それを考える」のが重要なんだなって思いました。

でんすけ@ラジオD 
素晴らしいですね!自己紹介の作り方、考え方っていうのはもうバッチリインストールされてます。

今後、番組のコンセプト作りっていうのを一緒にやっていきます。コンセプトが決まりましたら今作った自己紹介をさらに一緒にブラッシュアップして完成形に持っていきましょう!

さて今日はですね「ポッドキャスト」がどういうものなのか?をお伝えしていきたいと思います。サムライサイトーさんは普段ラジオとかポッドキャストとか、聞かれたり、触れたりっていう機会はありますか?

サムライサイトー 
そうですね。僕自身はあんまりラジオとかポッドキャストとかを聞いたりはしない人間ですね。


ポッドキャストの説明

でんすけ@ラジオD 
分かりました。では分かりやすく、簡単に1から説明していきます。

まず「ポッドキャスト」という言葉から説明していきますね。ポッドキャストは、インターネットラジオの1つで、 スマートフォンとかパソコンから誰でも簡単に無料で聞くことが出来て、配信もできるコンテンツです。

とってもわかりやすく言うと、youtubeの音声版と思ってもらえるとわかりやすいと思います。色んな番組が配信されて、色んな人が無料でいつでもどこでも誰でも聞けて楽しめる、というものですね。

恐らくラジコ(radiko)とか地上波のラジオは耳にされた事がある方も多いと思います。

これらと大きな違いは、地上波ラジオはまずラジオの「受信機」という機器が必要です。受信機にアンテナを立てて、そのアンテナに電波が届くところでないと、地上波のラジオを聞くことはできません。

なので物陰に入ったりとか、アンテナが届かないところとか、そもそも受信機がないと地上波のラジオは聞けないんですね。この地上波のラジオは生放送の「今」放送している番組しか聞けません。

でんすけ@ラジオD 
ラジコ(radiko)というアプリは聞いたことありますか?

サムライサイトー 
はい、あります。

でんすけ@ラジオD 
ラジコというアプリは、この地上波のラジオを放送している民放のラジオ局が集まって、ラジオがスマートフォンで聴けるようにアプリとして配信しています。わかりやすく言うと、テレビで言うTverみたいな感じですね。

民放のラジオ局が集まって、自分たちの番組を流すアプリを作っている形です。なので、このアプリは民放の放送局かつ登録されている放送局の放送しか聞けません。さらにこのアプリは基本的には、地上波のラジオと同じように生放送を聞く形になります。

有料で課金することによって、タイムフリーという機能で1週間前の番組であったり(※タイムフリーは現在無料機能)違う放送エリアの番組をアプリで聞くことができます。かなり制限はあるんですが、多少時間と距離を超越して、地上波のラジオよりも聞きやすくなったのがラジコなんですね。

でんすけ@ラジオD 
そして、このインターネットラジオの1つ「ポッドキャスト」は、youtubeみたいにいつでもどこでも誰でも好きな番組、好きなエピソードから聞くことができます。なので、先程のラジコとか地上波ラジオと違って、すごくストレスフリーに使い勝手よく聞くことができるんです。

youtubeと同じように世界中の番組を聴くことができますし、何年前の古い番組も、今週配信された新しい番組も、好きな時に好きなタイミングで聞くことができます。

では、ここでポッドキャストの特徴を簡単に3つまとめてみますね。

1つめは、手軽さ
2つめは、いろんなジャンル
3つめは、親近感を感じるメディア


1つめの「手軽さ」は、先ほどお伝えしたようにリスナー(聞く人)は自分の好きな時間に、好きなエピソードを、好きな番組から聞くことができるので生放送とは違って、配信されてるコンテンツから自分でエピソードを選んで、自分の選択チョイスで聞くことができます。

またスマートフォンとかパソコンから聞くことができるので、ボタン1つで聞くことができる、すごく手軽なメディアになってます。

さらに、最近ワイヤレスイヤホンとかスマートスピーカーとか、こういう「ながら聞き」のメディアとすごく相性がいいので、年々利用者が増えている成長しているメディアです。

そして2つめの「多様なジャンル」ポッドキャストは世界中で番組が配信されているので、多種多様な本当にいろんな番組があります。例えば1つ紹介すると「波の音だけ」を放送している番組もあります。

もちろん、お笑い芸人の方や最新ニュースであったり、芸能ニュースを取り上げる番組もありますので、多種多様な番組が放送されていて、とても面白いジャンルがあります。個人配信や、色んなチャレンジ、色んなアイデア、色んなスタイルの番組がどんどん出てきています。

この多様なジャンルがすでにある事によって「あなただけのニッチなジャンルの配信が受け入れられる環境がすでに整ってる」とか「他ではない(できない)ような新しいジャンルの開拓」もできますので、ぜひ色んなことにチャレンジしてみてください!

そして3つめの「親近感」私が感じているポッドキャストの魅力はこの「親近感」です。

ポッドキャストはイヤホンとかヘッドホンでも聞く番組です。ポッドキャスター(おしゃべりトークをする人)から直接、自分1人に対して話しかけてくれるような親近感、1対1のマンツーマンですね。こういった親近感「あなたに話しかけています」という感じで、距離の近さを感じることができます。

声のメディアになので、テキストとは違って「感情」を感じとることもできます。「感情によって変わる言葉の伝え方や受け取り方は、声のメディアだけが持つ特徴」ですね。

この声の部分で人の温かみを感じることができるというのが、コロナ禍以降、音声メディアですごく求められているというところが各種の数字でも出てきていますね。

今お伝えした1つめが手軽さ、2つめが色んなジャンル、3つめが親近感を感じるメディアというのが、大きなポットキャストの特徴です。

でんすけ@ラジオD 
ポッドキャストは市場マーケットも成長しています。色んな企業がポッドキャスト音声配信のメディアでどんどん発信してます。

これはなぜかと言いますと、やはりこの声のメディアで、聞いてる人に親近感であったり、今までテキストや動画では伝えきれなかった、深いお話を届けたいというニーズが出てきています。

ポッドキャストの特徴で、一度番組を聞いた人は最後まで聞いてもらえるっていう「離脱率」がとても低いんです。なので30分、60分の番組であっても興味のある人は最後まで聞いてくれます。

そこに声や感情が乗って、話し手の人柄が分かって、自分1人に話しかけてくれるとリスナーは感じることで、どんどんその企業やサービスや、話し手のファンになってくれる確率がとても高い、エンゲージって言うんですけど、このエンゲージがとても高いメディアというところで、今、企業やマーケット市場が注目しているジャンルになっています。

あと、海外ではyoutuberのように、ポットキャスターというのが1つの職業です。1番有名なアメリカでは年収1億円を超える方がいます。ぜひあなたもこれから色んな番組を聞いて、色んな番組を知って、もし興味があったら、あなた自身もいろんな番組や色んなアイデアで、どんどん発信していくことによって楽しいポッドキャストライフが送れると思いますので、 ぜひポッドキャスト楽しんでみてください。

でんすけ@ラジオD 
では長くなりましたがサムライサイトーさん、今のお話で何かわからなかったこととか、聞きたいことあったりしますか?

サムライサイトー 
えっと、そうですね。聞くのが無料ですけど、これ配信する側も無料なんですか?

でんすけ@ラジオD 
そうなんです。音声版のyoutubeと同じ感覚です。

サムライサイトー 
あ、なるほどなるほど。はい。

でんすけ@ラジオD 
配信するのも無料で、ボタン1つで配信することができます。

例えばyoutubeとかって、youtubeプレミアム(有料)があって、その有料会員は広告が表示されないとかありますが、ポッドキャストもそういったものってあるんですか。

でんすけ@ラジオD 
今まず日本のポッドキャスト自体はお金を、収益をどうやってやっていくか?という段階です。なので日本の番組はそんなに広告が入ることが「ない」です。

逆に配信している番組に広告をつけることで、配信者の人がお金を得て、ちゃんと配信できる環境にしていきましょう、という状況がスタートし始めたところですね。

サムライサイトー 
そのアメリカで今1位の有名な方が1億円ぐらい稼いでるっていうのは、その広告を載っけてるからってことなんですか?

でんすけ@ラジオD 
はい、そういうこともありますし、海外ではまずポッドキャスト自体に広告が、きちんと音声広告が入ってきます。

さらに、そのポッドキャスターの方にスポンサーで出資されますし、テレビ番組と同じように、あなたにこういった番組をやってもらいたいから製作費をいくら出しますよというような。出演料、ギャラ、タレントみたいな近い感じになってますね。

サムライサイトー 
はいはい、なるほど。あとはそうですね、聞かれてる時間帯とかってどういう時間帯が多いとかあるんですかね?


ポッドキャストの利用層や時間帯

でんすけ@ラジオD 
ポッドキャストは、やはりニーズの段階で言えば若年層35歳以下の人の利用がすごく多いです。ポッドキャストを聞くには配信サイトで聞くんですけど、その配信サイトによって利用者層も少し分かれてきます。

なので、ご自身がターゲットとする番組やターゲット層によって配信サイトとか、番組のコンセプトを考えることが1つのポイントになってくるんです。

この音声メディア自体は、やはり「ながら聞き」のメディアです。1番多いのは「移動通勤時間」「通学時間」

もう1つは、ご家庭にいる方「主婦や家事育児をされてる方」「テレワークや自営業されてる方」が日中聞く時間が多いという情報が出てますね。

サムライサイトー 
なるほど。わかりました。じゃあジャンルによって全然違うってことですよね?聞かれる時間っていうのが。

でんすけ@ラジオD 
おっしゃる通りです。ポッドキャスト自体、多様なジャンルがたくさんあるので、毎日朝のニュースを5分だけ通勤時間に聞いてもらうスタイルの「朝の情報番組」があれば、すごく著名な有名人を呼んできてインタビューして3時間や6時間の収録番組ありますので、やはりご自身が番組を配信されるにあたっては「どんなコンセプトで、どんなターゲット層に向けて、自分が発信したいか」っていうところを第一に置いて、そこからターゲティングしていくのが最適だと思います。

ではサムライサイトーさん、そろそろお時間なので今日はこのあたりで。次はいよいよ配信アカウントを作っていこうと思います。

この番組はAmazon Music・Spotify・Google Podcst・Apple Podcastで配信してますので、ぜひ聞いてください。それ以外にも番組内容の書き起こしをNote(ブログ)もやっています。最新情報など気になる方はデンスケのX(twitter)をチェックしてくださいね。

次のテーマはスタンドFMについてのお話です。お楽しみに〜!

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