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Galaxy S24 Ultra長期使用レビュー|ゲームや普段の動作、カメラも非常に快適。2024年のAndroidスマホは迷ったらコレ

2024年4月に発売されたGalaxy S24 Ultra。投稿者はサムスンストアの直販モデルで512GBを入手しました。

外箱

初期不良があり交換対応に1ヶ月近くかかるというトラブルも発生しましたが…、その後は問題なく使用できています。
今回は2ヶ月程度使い続けている、国内版Galaxy S24 Ultraの長期使用レビューです。

本記事の商品リンクはAmazonアソシエイト・プログラムのリンクを使用しています。

Galaxy S24 Ultraの外観について|サイズはかなり大きめ、ヘビー級かつ角の尖りに注意!

Galaxy S24 Ultraは、Galaxy S22 Ultraからデザインが概ね踏襲されています。

Galaxy S24 Ultraの背面

光沢のないガラスの背面パネルで、レンズのみが飛び出しているようなデザインですね。

Galaxy S24 Ultraのカメラレンズ

格好良いもののこのレンズの周りにチリなどが付着しやすいので、個人的には苦手と言えば苦手なデザインです。
レンズ周りの銀色の枠とレンズ本体の隙間にもよくチリが挟まります。

Galaxy S24 Ultraのボタン

ボタンは電源ボタンと音量ボタンが右の側面にあります。
最近Galaxy S9を使う機会がしばしばあるのですが、当時は左右にボタンがあったため画面を見ていない状態で狙ったボタンを押しづらいのが難点でした。
現在は電源と音量ボタンのみかつ場所も右のみなので、押し間違いはありません。ボタンの長さも違うのでわかりやすいですね。

Galaxy S24 Ultraの充電端子

充電端子はUSB-Cで、本体下部にあります。
SIMスロットが横にあり、またSペンも搭載されています。
Sペンは使用してイラスト作成やメモ書きなどができ、実際のところ投稿者はそこまで頻繁には使っていないもののたまに役立つタイミングがあります。

重量が重い、角が尖っているのは注意点

Galaxy S24 Ultraの重量は文句なしに重いです。
ただし本体自体が大きいため、そりゃ重くて当然だよねという印象になります。(本体サイズに対して極端に重い、という感じではありません)
しかしながらGalaxy Note10+などの頃は同じ程度の画面サイズでもっと軽量かつ薄かったので、ちょっとゴツくなりすぎてしまっているようにも感じます。
また角が角ばっている結果、ズボンの後ろのポケットに入れて自転車に乗り続けていたりすると次第にポケットが破れてきます。
やむを得ずスマホポーチを腰のベルトに装着して、そこにGalaxy S24 Ultraを入れて生活するようになりました…。

保護フィルムはPDA工房のPerfectShieldを使用中

Galaxy S24 Ultraの本体前面

6.8インチの大画面となっているGalaxy S24 Ultra。
私は保護フィルムをPDA工房の反射防止のやつにしています。
サラサラで操作感が良く、画面の反射を抑えつつある程度キレイな表示を維持できています。
指紋認証の精度も問題ありません。
ただしPDA工房のこちらの保護フィルムはサイズがギリギリなので、貼り付けの難易度は高めなことに注意です。

なおGalaxy S24 Ultraは、前年までと異なり画面が平らになりました。(依然は端が湾曲しているエッジディスプレイでした)
ただし実のところ画面外の黒枠部分は少しだけ湾曲しているので、保護フィルムはしっかり全面保護が謳われている物を選ばないと画面全体を覆えません…。
私も何回か失敗した末に、このPDA工房の保護フィルムでようやく正解を導き出せました。

保護ケースはRingkeの透明TPUケースを使用中

Galaxy S24 Ultraの保護ケースは純正の高額な合皮製やシリコン素材のものも使ってみましたが、どうにも馴染めませんでした。
ヴィーガンレザーケースはすぐに角が破けてしまいましたし、シリコン素材は買った時点で傷が入っていて手触りが悪かったです。

結局Ringkeという低価格なケースを販売しているブランドの、FUSIONを選びました。

FUSIONのケース

Ringkeの保護ケースは背面がポリカーボネート製で頑丈、側面はTPU素材なので着脱しやすいというバランスの良いケースです。
本体背面のデザインが見える透明なのも良いですね。

重量も重くなく手に馴染み保持力高め、値段も安価なのでおすすめです!

Galaxy S24 Ultraの性能は高い!ゲームも快適

Galaxy S24 UltraはSnapdragon 8 Gen 3という、2024年最新のハイエンドCPUを搭載しています。

Antutuの結果

結果としてAntutuベンチマークテスト結果は1956785点と、非常に好成績です。
実際の挙動も手持ちのスマホの中では一番良く、最高画質の60fpsで原神を遊べたりなどしています。
学園アイドルマスターも最高画質で遊べていますが、60fpsだとちょっときつい感じもあり。(このゲームを最高設定で100%満足な状態で遊べるスマホってあるんだろうか)
またスピーカー音質もとても良く、Galaxy S24 Ultraからイヤホンなどを経由せずに音楽を聴いたり動画を見たりすることも多いです。
何をするにも問題ない性能がありつつ6.8インチの大画面となっているので、あらゆるコンテンツを見やすい表示で楽しめます。

Galaxy S24 Ultraのカメラ性能は高い、無難にキレイに写真や動画を撮れる

Galaxy S24 Ultraのカメラ性能は非常に高いです。
2億画素のメインレンズと3倍・5倍の光学望遠レンズ、あと超広角レンズも搭載されています。

メインレンズで撮影

ただしGalaxy S23 Ultraまでと比べるとちょっと色が落ち着いた感じになっていて、個人的には「前の機種のほうが良かったかも」と思うこともあります。

公園

Galaxy S24 Ultraのカメラはとにかく普通にキレイに撮れるのですが、あらゆる人が満足できる「普通」さの頂点といった印象です。

Xiaomi 14 Ultraで撮影

Xiaomi 14 Ultraのように「作品」的な方向の写真を撮影するのにはあまり適していないような気がします。

光学3倍望遠レンズ使用

望遠レンズでフィギュアを撮影した場合も、Galaxy S24 Ultraだと背景のボケがザワッとした感じですが…

Xiaomi 14 Ultraのテレマクロ

Xiaomi 14 Ultraだとかなりキレイに玉ボケが発生したりするんですよね。場所によっては。

Galaxy S24 Ultraで撮影した謎オブジェ

写真単体でのクオリティーではXiaomi 14 Ultraに負ける印象ですが、その他の画面やSペン搭載や諸々の充実度まで合わせたうえでのバランスの良さはGalaxy S24 Ultraが強いです。

フィギュア撮影

プロモードを使用して設定をいじれば、室内でもけっこうキレイにフィギュア撮影とかができます。

コメダ

料理写真も無難に撮れます。

公園

国内販売があるスマホでカメラ性能重視なら、今はGalaxy S24 UltraかXiaomi 14 UltraかPixel 8 Proの3択になりそうでしょうか。Xperia 1 VIはどんな感じなんでしょう…

動画撮影も満足度高め

Galaxy S24 Ultraは動画撮影時の発熱に比較的強く、朝から昼過ぎくらいまでは連続でフルHD30fpsによる動画撮影ができていました。
あまり余計風切り音などのノイズも入らず、手ブレ補正なども効いて良い感じに撮れます。
ただし夏場だと流石に4時間程度経って気温と日差しが強くなった状態で限界が来た感じです。
一方でPixel 8aだと速攻で映像がコマ送りのようになっていたりしたので、Androidで長時間動画を撮影するならGalaxy S24 Ultraがおすすめです。
OS問わないなら動画の長時間撮影はiPhone 15 Pro Maxが現状最強にはなると思われますが…。

まとめ

現状最強クラスのスマホだと思います。カメラもゲーム性能やその他諸々も。
Xiaomi 14 Ultraと比べて背面のカメラがそこまで邪魔になっていないので、持ちやすいのもナイスです。
価格が20万前後と高めなのが弱点ですが、値段相応の充実度ではあるとも思います。
現状の弱点としてはマクロが現在Xiaomi 14 UltraやXperia 1 VIなど強い機種も増えてきているので、Galaxyも望遠レンズによるマクロ撮影なんかを今後強化してくれれば嬉しいです。
私は花とかは別に撮らないんですが、フィギュアを接写するのでテレマクロがあると便利なんですよね…。

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