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Android One S2のジャンク中古品を買ってみたのでレビュー

Android One S2は京セラ製のY!mobile向けスマホで、2017年製のミドルスペック(あるいはエントリーモデル?)スマホです。
こいつがハードオフでジャンクコーナーに3,300円で転がっていたので、買ってみました。
ジャンクといってもただ古いからそういう扱いになってるだけみたいで、とくに故障は見受けられませんでした。ちょっと背面に傷や使用感がある程度。

Android One S2のデザインについて|ランチパック系。

これがAndroid One S2だ!

Android One S2は…というかS1やその他諸々も含めて、あんまり発売当時ネットで話題になっていた記憶がないんですよね。
当時はまだキャリア系のスマホを買う場合に回線契約が必須だったり、スペックが低めなのでマニア的にあまり目を引かなかったりしたせいでしょうか。

Android One S2はランチパック系の、背面が湾曲したデザインとなっています。ただしXZ2系よりは平ら。
カメラレンズの位置もこのあと出てくるXperia XZ2系っぽい。 

ケース無しで持った時にけっこう手には馴染みやすいですね。
ただめっちゃ安っぽいプラスチック製で、触ると指紋的な跡もつきやすいのはイマイチかな。
カメラはシングルレンズ、イヤホンジャックは本体上部にあります。
そして指紋センサーなし、顔認証もできないという仕様は当時にしても古くない…?もうミドルスペックでも指紋センサーくらいはある機種がほとんどだったような。

充電端子がmicroUSB


さらに充電端子はmicroUSB。これは当時はまだこのランクだとちらほらありましたね。
全体的に今だとあんまりない仕様って感じで、一周して新鮮かもしれません。 

画面側はこんな感じで、当時のスマホって感じ。
こういう画面が縦長すぎないやつ、今見ると一周して使いやすそうな感じで良いな。
やたらに縦長になった結果、最近のスマホの画面の上の方操作しづらいですよね。
画面は買ったときから反射防止フィルムが貼られてたんですが、その上で結構きれいな表示です。
京セラスマホ、意外と画面のクオリティはわるくないんだな。

Android One S2のスペックはかなり低め

電源ボタンは右側面にある

S2はSnapdragon 425搭載で、メモリ2GB、ストレージ16GB。
画面も1,280×720でHD解像度ですが、まぁ画面自体が5インチで小さいからあんまり気にならず。
当時の安いスマホって感じのスペックです。
しかも防水ではあるけどおサイフケータイなし。
なお同時期に出たS1もおサイフケータイなしだったみたい。忘れてたわ。

Antutu10万点未満!


まぁ動作はイマイチで、常時もっさり気味です。
令和6年にこれを使うのは現実的ではないかと。セキュリティ対策もないし。
一応動画再生とかブラウザ利用程度ならできないわけでもないけど読み込みとか遅いしな…。
ブラウザすらけっこう重いとなるといよいよ使い道がない気がする。だからとくにあからさまな不具合ないけどジャンク扱いされてるんだろうなこれ。
Android Oneなので、アップデートはAndroid 9までできるみたいです。しかし7から上げられん。SIM入れないと駄目ってことか?
にしてもこれを当時買った人は2年間使い続けるのはけっこう厳しかっただろうな。この時代にしても重いぞ。
16GBだからゲームとかはあんまり入らないけどそもそも入れたところで動作は…厳しいという感じです。
Antutuも8万点台。
そしてAndroid 9までアップデートできるはずのS2なんですが、前所有者がアップデートを全然してなくて7のままでした。

さらにこいつ、どうやらY!mobileのSIMを入れないとアップデートできないのですが…
Y!mobileのSIMは4G用じゃないと駄目なようで、たまたま契約していた5G用のSIMでは入れてもアップデート不可能でした。
というかY!mobileのSIMなのに使うためにSIMロック解除が必要だったのも衝撃。

S2のカメラを使ってみよう

というわけで、カメラで撮影してみました。

指が…!

レンズが上の真ん中にあるせいで指が写り込みまくる…!
写り自体はまぁ質素な雰囲気だけど並ってところでしょうか。

ストラーフ

武装神姫のストラーフを撮ってみた。この日は風が非常に強かったんですが、風が吹いてると顔にピントが合ってもすぐにズレてしまいそのまま撮影される感じ。

駅前。

仙台駅前です。晴れてるとそこそこキレイではあるでしょうか。

パーコー麺

仙台の味の新宮で食べたパーコーメンです。排骨が非常に美味しいのと手打ちの麺が味わい深い感じでした。
まあ料理写真は色合いの素朴さがあんまり良い方向に出ない感じがします。

屋外

青空が手前の木々にピント合わせたら消えた。白飛びしすぎて。

風景

そんなわけでAndroid One S2のカメラは、ちょっと厳しさは感じました。
でも「ちょっと昔の微妙なスマホのカメラ」を低価格で味わえるのはこれはこれで楽しくもある。
iPhoneの古い機種でカメラ使うのが流行ってる的な話を聞きましたが、Androidも使ってみたまえよ。楽しいぞ。(でも他の機種のほうが独自機能とかも多くて楽しいかも。Android One S2はシンプル過ぎ)

まとめ

というわけでAndroid One S2でした。
人に今から勧めることは絶対にないですな、あくまで歴史を振り返るためのアイテムという感じ。
動作は重い、カメラはイマイチと実用的ではないですが、今だからってこともなく同時にしても苦しめなスペックかと。
持ちやすい感じのデザインは良いんですがカメラに指が当たりまくるので写真撮影時に指が写り込みやすいのが難点だ。
Android OneはX4も持ってますが、あっちも今から使うのは厳しい感じ。
基本的にその時代においてスペックに興味一切ない人向けのシリーズですな。X5以外は。
以下、アフィリエイトリンクを使用してるので買いたい人は買ってみてくれ。でもゲオとかハードオフで探したほうが安いかと。

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