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AUTOMATIC1111を利用した、Stable Diffusion WebUI環境の作成。

本体のインストール

ダウンロード

AUTOMATIC1111の配布サイトです。
「Installation and Running→Installation on Windows 10/11 with NVidia-GPUs using release package」のところから「v1.0.0-pre」のリンクをクリック。
ここから「sd.webui.zip」をダウンロード。
「C:\SD」などのディレクトリを作成してそこに展開します。

インストール

中の「update.bat」を実行。
次に「run.bat」を実行。(結構な時間がかかります。)

ダウンロードなどが完了するとWebUIが起動。

txt2imgに「cat」辺りを入力して生成テスト。

設定関連

Control Netを有効化。

Extensions→Install from URLへ。

https://github.com/Mikubill/sd-webui-controlnet
を入力→Install。

SD1.5向けのControlNetモデルはここからダウンロード。
SS加工に使う分は「control_v11f1e_sd15_tile.pth」だけをダウンロードしてください。
「C:\sd\webui\extensions\sd-webui-controlnet\models」にモデルを展開。

一度バッチを終了して再起動。

再起動ついでに起動オプションの変更。

C:\sd\webui

「webui-user.bat」
を編集。

@echo off

set PYTHON=
set GIT=
set VENV_DIR=
set COMMANDLINE_ARGS=--xformers

call webui.bat

COMMANDLINE_ARGS=に
「--xformers」を追加。(Geforece30XXシリーズ以降の場合)
他マシンから利用したい場合は「--listen」も追加。

「run.bat」で動作確認。

embeddingsの導入。

イラスト系チェックポイントは特に「EasyNegativeV2」があると安定するのでこれだけ導入。

以下のサイト、Files and versions→embedding かEasyNegativeV2.safetensorsをダウンロード。

「C:\sd\webui\embeddings」へダウンロードしたptファイルを展開。

Clip Skipの表示。

Settings→User Interface→User interfaceから
Quicksettings listへ「CLIP_stop_at_last_layers」を追加。

直接入力でも、プルダウンから選択してもOK。

モデル(Check Point)の追加。

SS加工に使い勝手のよいCPを追加していきます。
展開先は「C:\sd\webui\models\Stable-diffusion」になります。
全部(Tileを利用してSS加工を行う都合で)SD1.5のものです。
作例も掲載していますので参考にされてください。

イラスト系

・Counterfeit-V3.0。

イラスト系の鉄板です。やわらかい雰囲気が特徴です。

・anything-v4.5。

線がわかりやすいイラスト系モデルです。EasyNegativeV2との相性もよいです。

・Agelesnate V3

Counterfeitに近い画風ですがキャラの目や顔のサイズに融通が付きやすく、SSをそのまま放り込んでも破綻しづらいところが優秀です。同作者の「WeddingImperial」というリアル寄りのモデルもオススメです。
ちびキャラも作れます。

リアル系(2.5D風)

・XXMix_9rrealistic

ゲームSSをムービー化したような加工に向いています。装飾品や小物なんかも綺麗に描いくれます。
プロンプトの指定を駆使すれば異色肌やメッシュ髪色もいけます。

・RealDosMix

シンプルにSSのディテールを追加したいときに便利です。お人形さんみたいなキャラクターを生成してくれます。

・PerfectWorld V6

ゲーム内の小物が化けづらく、雰囲気を残したSSを作るのに便利です。上記のモデルと混ぜ合わせて使うことが多いです。

実際のSS加工方法

過去記事がありますのでこちらを参考にされてください。

色々進歩はしていますが基本的なやり方は変わっていません。

作例

SS加工したものを随時記事にしていますのでサンプルとして参考にされてください。使用CPも画像毎のコメントに記載しています。


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