詐欺師

主語がデカかったことは反省しつつ、誤解が広まるのは嫌だし、どう思っているのかもう少し言語化しておこうと思う。

言葉をそのまま捉えて、僕が思ってもいないことをべらべら方便言ってると考え、「やっぱり電波は詐欺師」だったんだと結びつける人がいるかもしれないが、僕が言いたかったのは詐欺的な積極性の話だ。

内容じゃなくて、精神性の話。

僕は根が全然積極的ではないし、アーティストも積極的にコミュニケーションを取ろうとする人ばかりではない。告知をするときも重い腰を上げてやってくれている人がいるのもよく分かる。

でも、出演者とイベントのオーガナイザーは違う。

自己嫌悪に塗れた僕にとって、重い腰をちゃんと上げて告知をする事って自分にとって少し詐欺的だけれども、そこから逃げちゃダメだし、お客さんに期待値が伝わる重要な役割だと思う。

自分に素直にいるだけじゃなくて、僕の役割も大事に考えたいなと思う。

僕は僕のイベントに(その中でも特に演者さんに)ちゃんと期待値を持って作っているので、それを伝えるとか表現するためなら詐欺師的な成分でも演出でもなんでも自分の全てを引っ張り出して伝えたいなと。

カッコ悪くなりたくはないけど、僕がカッコ悪くなることでイベントに来てくれる人がいるなら、それもやるよ、僕はなんでもやりたいよ、という事です。

その上で批判があったのは、嘘を伝えてお客さんを呼ぶことは事は良く無いんじゃないか、という点だと思う。

そりゃそうだ。

でも、それは両立する事だ。そこはわかってくれると信じたい。


ブレイクコア!!