奇怪電波倶楽部の2023年4月16日の日記

一昨年の9月に大学を卒業し、一年間カメラ屋でバイトをした後、年末から非正規ですが働いています。それでも、学生の時に作った借金を毎月返す日々です。

社会人の実感を持てる日は来るのでしょうか。それを持てたら、奇怪電波倶楽部を辞める日だろうなとは思いますが。そんなことはさておき。

曲を作れる人への憧れと尊敬と嫉妬があります。広瀬すずの名言に「どうして生まれてから大人になった時に、照明さんになろうと思ったんだろう?」というものがありますが、僕は享受したものを、一緒になって楽しむ場を作る役割を担います。それが僕の楽しみです。

だからというべきか、自分が自分にかける期待値よりもイベントにかける期待値が高いです。勿論演者さんと箱とお客さんとが関わってくれた分の掛け算なんですが、瞬間性だけじゃなくて、時間や空間単位で良いものをもっと追求したいなと思います。

その点に関して、僕の全く足りていない部分は、文脈やジャンルへのリスペクトだと思います。ここは正直はっきりと意識していて、たとえばデジオフはJcoreだったりロリコアだったりブレイクコアにフォーカスすることが多いですが、リスペクトという意味では多分そのジャンルに命かけてる人には、外野であり続ける僕の存在が、冒涜的だとか下品だとか思われても仕方のない事をしていると思っています。

ごめんなさい。

僕はどうしようもなくイベント単位で物事を考えています。イベント単位で物事を考える人です。だからそれより大きいこととか小さいことが疎かになります。興味あることと興味ないことの差が結構あります。

違う単位で物事を考えたい時は、僕はそこには入れません。得意じゃないです。必要な時に、僕と僕のイベントを使ってください。僕も必要な時にあなたを使います。それ以外の僕はただの観客か虫ケラです。

イベント作りには「反応」という側面があります。これは避けようもなく、それでいてとても重要な性質です。連鎖反応のポイントと場です。

だから、こういうイベントがあったら面白いんじゃないかとか、こういう組み合わせで新しい見え方が生まれるんじゃないか、みたいなことばっかり考えています。頻度が増えるに従って、考えが足りなくなって来ると自省がズキズキします。

下品なイベント、意外性なくド直球なイベントも作ります。ドロドロした先に恍惚になれる日があると思うので。やってんなと思いながら、それでもその快楽の渦に巻き込まれたい人は来て欲しいです。

でも、イベントは消費じゃないと良いなと思っています。これは理想というか恐怖というか綺麗事なのでしょうか。ずっと思っていて。なんか立ち寄るポイント、加速点みたいな日になれたら良いんですが、そこに対してまだはっきりと満足できたことはないです。ZINE作ったりせめて記録とかには残しておきたいなと思うのもここの感情があるなと思います。

名前を出してしまっておこがましいですが、たとえば、僕の尊敬するカトーさんや海法さんの凄さを見てしまって憧れる世代だからこそ、そのアンサーをやっていきたいです。僕にもできることはあると思うし、積み重ねていきたいです。

どうしても内輪に入れない僕の今日思っていることでした。
(理想論マシマシ)




ブレイクコア!!