前川佐美雄 楠見朋彦 笠間書院
コレクション日本歌人選の中の1冊120Pほどの殆ど小冊子に近い薄い本に47首の短歌を選び、尚且つその歌人の人生を語ろうという無謀にも近い1冊。
各章ごとに1首の短歌、その解説から歌人の生活、動向、その後等々そんなの無理だろう?と思いっきり詰め込んである。
勢い、それを受け取った読者は目いっぱいの宿題を投げつけられて右往左往し、結果として何の本だったか忘れてしまう。
短歌を味わいたいご仁には超絶お勧めしない。
宿題が多すぎて頭が破裂するからだ。
ここから敵の無謀な機銃掃射を掻い