裸の目(3/7週)
先週は祖母は亡くなるというビッグイベントから幕を開けるというなかなかハードな一週間だった。
祖父が亡くなって11年。あの時は「おじいちゃんありがとう」と心の中で繰り返すことが多かったけれど、今回は「ただ甘えたい」という気持ちが強い。死んだら皆同じ、というわけではないようだ。
祖母の遺体は、孫たちの写真と共に荼毘に付した。わたしは初孫だったので孫の中でも必然的に写真が多く、そのたくさんの写真は祖母のもう動かない足を布団のように包んだ。自分の写真に囲まれながら棺の蓋をされる祖母の