時計の電池交換にチャレンジ
少し前に、『機械式腕時計の修理の動画』にハマりました。機械式腕時計の中身は精巧で、多くの歯車やバネ、ゼンマイなどを使って動いています。私が高校入学のお祝いで買ってもらった腕時計も、機械式の”自動巻き”の腕時計でした。当時の値段で2万円ちょっとしましたから、高校生にもったいない時計でした。
今はクオーツ時計が主流なので、”自動巻き”と聞いてもピンと来ないと思います。機械式時計は、時々竜頭を巻いて、動力となる時計内部のゼンマイを手動で巻く必要があります。自動巻きというのは、竜頭でもゼンマイが巻けますが、”腕を振るだけで”ゼンマイが巻ける便利な構造になっています。
時計のリペアの動画を見たのをきっかけに、時計の内部に興味が出てきて、アマゾンで”時計の修理道具セット”みたいなものを買いました。もちろん、時計の修理をしたことも、分解したことさえありません。勢いで修理道具を買ってみたものの、1か月くらい放置していました。しかし、数日前に電池切れのアナログ式クオーツ時計があることを思い出して、まずはこの時計で電池交換をしてみることにしました。
まずは分解ですが、どこから手を付けて良いかわかりません。とりあえず、”裏ブタをこじ開ける工具”みたいなのがあってので、それを使ってみることにしました。すると、意外と簡単に裏ブタを開けることができました。すると、タイトル画のようなアナログクオーツ時計のムーブメントが出てきました。電池は小さなボタン電池のようです。交換のためには電池の型番が知りたいのですが、字が小さすぎて肉眼で読めませんでした。
苦心してやっとわかったのは、電池はSONY製のSR626SWという腕時計用無酸化銀ボタン電池ということでした。さっそくアマゾンで注文しました。160円でした。時計交換を時計屋さんで頼むと、千数百円ほどかかりますから、自分で交換できれば実費で済みます。ただし、修理工具の値段を除いてですが。
実際の電池交換は電池が届いてからになりますが、またひとつ新しい経験をすることができました。
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