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タイトルの『寝つきい狐』は、いわゆる回文かいぶんです。回文とは、始めから読んだ場合の文字や音節が、終わりから読んだ場合と変わらず、さらに言語としてある程度意味が通る文字列のことです。回文は、言葉遊びの一種で、「新聞紙」や「竹藪焼けた」などがよくある例です。

回文の歴史は古く、西暦79年にヴェスヴィオ火山の噴火によって滅亡したヘルクラネウムの街の遺跡に『Sator Arepo Tenet Opera Rotas』という回文が刻まれている事から、回文の起源は少なくとも西暦79年またはそれ以前まで遡る事ができるそうです。ただし、私には意味が全く分かりませんが・・・。英語では「Madam, I'm Adam」(マダム、私はアダムです)というのが有名な例のようです。

数字にも回文のような数字があって、1234321のように逆に数字を並べても同じ数になるものを、回文数と呼んでいます。回文数の中でも、素数となるモノは特に回文素数と呼ばれています。797や 919などは、回文素数です。素数は無限に存在することが判っていますが、回文素数が無数に存在するかどうかは分かっていないようです。

今回の記事のタイトル”ネツキイイキツネ”は、五味太郎さんの絵本『ことばあそび』に載っていたと記憶しています。その他にも”イラクのきさきのクライ”というのもあったと思います。間違っていたらごめんなさい。

ところで、私は本当に寝つきが良くて、約20秒くらいあれば寝れてしまいます。しかし、年に一度、5分くらい眠れない時があります。その時には、とても不安になります。不眠症の人には笑われるかもしれませんが・・・。


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