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モノホイールという乗り物

米デューク大学の学生チームが、世界最速の電動式モノホイール↑↑となるEV360の製造に着手しているというニュースを読みました。モノホイールは、大きなタイヤの中に人が乗っているバイクのような乗り物です。車輪が一輪しかないので、モノホイール(mono wheel)と呼ばれています。モノホイールの歴史は結構古く、19世紀後半に始まったそうです。しかし、当時の技術では走行時のバランスが非常に不安定で制御しづらく、普及しなかったようです。

このモノホイールの写真を見て思い出したのが、W3(ワンダースリー)です。ワンダースリーは手塚治虫先生原作の漫画で、アニメ化もされました。私が子供の頃なので、白黒でのテレビ放送だったと記憶しています。

W3(ワンダースリー)に出てくるモノホイール

さすがに子供過ぎてストーリーはほとんど覚えていませんが、主人公たちの乗り物がモノホイールだったことはよく覚えています。手塚先生は、1960年代頃にこのような乗り物を知っていたことがわかります。

このマンガのあらすじは、こんな感じです。争いが絶えない人類のもとに、銀河連盟からワンダースリーと呼ばれる銀河パトロール3名が派遣されます。この3名は地球で1年間調査を行い、地球を存続させるかどうかを判断します。なお3名の調査員はボッコ、プッコ、ノッコと名乗り、地球上ではウサギ、カモ、ウマの姿をしています。

現在では電子制御技術の発達もあり、モノホイールが実現できるようになったみたいですが、テレビで見ていた当時は、こんな不思議な乗り物が実現できるなんて夢にも思いませんでした。運転は難しいのでしょうか?。一度くらいは乗ってみたい気がします。

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