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ドリーム燃料は本当にドリームか?

最近気になっている記事や動画があります。それは、”ドリーム燃料”に関するものです。ドリーム燃料とは、”環境に優しく、人工的に石油を化学合成できる新型燃料”という触れ込みです。俄には信じられませんが、ドリーム燃料は『環境に優しく、効率的な石油の化学合成が可能な新しいタイプの燃料』らしいのです。ドリーム燃料の特徴は以下の通りです。

1)原材料: 炭酸ガス(CO2)と水を主な原材料として使用する。
2)化学合成: 常温常圧で効率的に石油(n-アルカン)を化学合成することがでる。
3)環境への影響: 燃焼後に硫黄酸化物(SOX)や窒素酸化物(NOX)が発生しないため、環境に優しい。
4) 生産できる石油は軽油や重油など様々で、それらを総称してドリーム燃料と呼んでいる。

ドリーム燃料の特徴

この技術は、京都大学名誉教授(現・立命館大学教授)の今中博士が開発した技術のようです。詳しい内容はわかりませんが、化学的に反応性が高い”ラジカル水”と人工燃料の元になる”種油たねあぶら”と空中の二酸化炭素があれば、人工燃料が無尽蔵に生産できる”夢のような技術”です。水色の猫型ロボットのように「こんなものいいな♪。できたらいいな♪」と言うレベルではありません。これができたら、まさにノーベル賞級の発見です。

これが本当なら、人類をエネルーギー危機から救う救世主的な技術ですが、なんとなく違和感を覚えます。本当なら凄いことですが、”常識的な脳しか持ち合わせていない”私にとっては、想定外の技術です。

期待半分・疑問半分で今後の推移を見守ろうと思います。どちらに転んでも興味津々です。

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