実在する”ウロボロス遺伝子”
ウロボロス (ouroboros) は、古代の象徴の1つで、自身の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を図案化したものです。語源は、「尾を飲み込む」の意味の古代ギリシア語(ουροβóρος:ウーロボロス)から来ています。
ウロボロスには、1匹が輪になって自分で自分を食むタイプと、2匹が輪になって相食むタイプがあります。ヘビは、脱皮して大きく成長するさまや、長期の飢餓状態にも耐える強い生命力などから、「死と再生」「不老不死」などの象徴とされています。そのヘビが、自らの尾を