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茨城CX 第2戦 取手ステージ C4

SNSではちょっとディープすぎるレースリポートをこっちで。

僕にとっては、一年で一番楽しみにしているレース。
というのは、コースの小貝川「冒険ランド」は、普段から練習しているホームコース、地形や細かいギャップまでも体に染みついていて、試走の時に逆に迷った位(あれ、いつも轍とコーステープの向きが違う...)。

始まる前から気合十分!! しかも、ポイントの恩恵で最前列(ゼッケン#4)、隣は弱虫ペダル作者の渡辺さんと、否が応でもテンションが上がる展開。

MilePost Pro Cycling Shop の Akky さんのアドバイスで「スタート後は絶対に前に出てテクニカルセクションの渋滞を回避、裏のストレートは(2)番手について体力温存、そうしているうちに相手の得意不得意が見えてくるので勝負所を決めて最後に勝負。」というレースプランを頭に叩き込んで気合入れてスタート!!

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順調にスタート決め、最初の180度コーナーで先頭に立ち、そのままテクニカルセクションに突中、ここでもメンバーからの熱い声援が聞こえるのがすごく力になる。テクニカルセクションでは負けない自信があったので、落ち着いてさばいて、舗装路混じりのが入る奥のセクションに進入。残念ながらTop集団に追いつかれるも集団のまま裏のストレートに入り、後方4番手について体力を温存しながら2週目に突入、と、ここまではレースプラン通り!!

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2周目のテクニカルセクションは抜きつ抜かれつの展開、特に渡辺さんの走りがクリーンで熱い!!、バームの前の短い直線でちょっと足を緩めたら外から抜かれ、慌ててバームで抜き返したりと、合計4人の集団でつばぜり合いをしているうちに、奥の舗装路のセクションで明らかにスピードの違う3人に抜かれる。結果的に、この3人がU15のトップ2名と、C4のトップの選手だった模様。
裏ストレートでさらに1名に引き離されるも、向かい風の中グイグイ先行する渡辺さんに何とかついていき、僕の心拍数はすでにMAX状態。裏の芝生コースで少し休みながら様子を見ていたら、左側に深く回り込むコーナーで渡辺さんが痛恨の転倒、残り2人となり3周目に突入(5位)。

3周目はひたすら自分との闘い。テクニカルセクションで前の選手を抜かし(4位)、コーナー一つ一つを丁寧に処理する。後ろに別の選手が迫って、若干冷静さを失いそうなときに、Boyさんからの「大丈夫、コーナーは速いから落ち着いて」というアドバイス(だと思う)で自信を取り戻して、ひたすら漕ぎ続ける。たぶん、怒号の様なチームメイトの応援も受けていたと思うけど、精いっぱいでよく覚えていません。そのまま4位で4周目(最終周)に突入。

余談ではありますが、チームメイトはみんなレースが分かっているので、一番つらい所で「休むな~!! 踏め~!!」と罵声(あれは応援じゃなくて罵声です)を浴びせる人がいたり、冷静さを失いそうな所で的確なアドバイスをくれる人がいたり、とまあ、最高の仲間たちです...。さて、

最終周は、後ろ2秒に迫った選手のプレッシャーを感じながら、ひたすら単独走で頑張る展開。正直、前の選手はすでに見えない状況、後ろの選手も10秒以上の差がついていたので、前半のテクニカルセクションで若干集中力が途切れ気味になる。そのせいで、コーナーへは突っ込み過ぎ、バイク操作も雑になって、後ろの選手との差が縮まり慌てて集中力を取り戻す。裏ストレート力の限り踏み(でも遅い)、後ろの選手と差があることを確認した上で芝生セクションを安全にこなしてゴール!!

結果は4位でした。ゴール後はその場に横になる位に出し切れたのは満足ですが、3位の選手とは30秒差というまだまだの結果です。

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レース後に、計測タイムを見ながらラップ計算すると、1周目の6:39に対して4周目も6:43とタイムを落とさずに走っているので、レースマネジメントという意味では良い結果だと思います。一方の課題は明らかで、他の選手に比べて明らかに不足しているパワー。妻から「裏のストレートで頑張って漕いでいるのは伝わって来るんだけど、他の人よりも全然スピードが伸びていなかった。」という厳しいダメ出しはその通りだと思います。

最後に、 Team MilePost Racing の チームメイトの応援はいつも熱く、レース中に力を抜かせてくれません。そんな仲間から「いや~、今回は応援のし甲斐のあるレースだった」と褒めてもらった事が一番の収穫かもしれません。

おしまい。

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