ヒカキンと小池知事の対談について


日本についに緊急自体宣言が出ましたね.

それに関していろんなメディアが国や,東京都,各県の記者会見をこぞって放送しています.

こんな状況下でヒカキンさんが以下のような動画を上げました.

この動画が出たことは,個人的にすごいことだと思っています.

もちろんそれは,ヒカキンさんの企画力や,実行力(もちろんUUUMという会社の支援や力もあるとは思います)がすごいということですが今回は割愛します.

今回言いたいことは,

この動画は,メディアの中での大きなターニングポイントなのではないかということです.

今までのヒカキンさんなどのyoutuberの動画ってあくまでも集めてきた情報を広めるということをしていたものが主でした.(商品紹介や,募金の呼びかけ,コラボ動画などなど)

しかし今回は大きく違い,ヒカキンさんが自らが情報を集めに行って,直接一次ソースである知事にインタビューすることで,その過程を動画にしているのです.これは大きな違いだと思っています.すでにある程度みんなが知っている情報を広めるというのと,直接情報源にコンタクトをとって情報を引き出すというのは大きく違います.

youtubeの登場によって,これまでは,新聞社や,テレビしか持っていなかった情報を多くの人にメディアを通して伝えるということがyoutubeという大きなプラットフォームに乗っかることで個人にとって変わることができていました.今までこれは,youtuberの登場という主に娯楽としてみられることが多く,個人の経験や,体験の情報発信が主でした.

ところが今回のヒカキンさんの動画は,個人が体験した商品を伝える動画などの,個人の体験によるものではないです.個人のことではなく,拡散すべき情報の元に直接コンタクトをとって情報を拡散すること,そのことだけを目的とした動画になっています.今まで新聞やテレビが行ってきたことをより直接的に,早く正確に伝えることができ,それによってより”直接的”にテレビや新聞の代替となっているということです.

これは大きな転換だと思っています.今まで会社という大きな構造体によって提供されていた.公共に提供される情報というものは,以下のような有名な風刺画においても表明されているようにいいように変換されがちです.

メディア

それが一個人に委ねられることによってより一次情報に近くなる未来がくるかもしれません(逆に個人の価値観に委ねられるということなので誤情報や,フェイクを織り交ぜることは容易になる可能性もあります.)

もちろん,今回の件は,上記のような間違いが起こりうる上でヒカキンさんが今まで行ってきたことや人柄などがあってこその動画であると思っています(今後よくわからないyoutuberが同じような動画を出そうとして関係各所に迷惑をかけることが容易に想像できる)が,個人が既存の会社や集団にとって変わることができるということを示す大きな例になる気がします.

以上です.ちょっとお酒が入っていてテンション上がって書き上げたので少しおかしなところもあるかと思いますが,伝わっている嬉しいです.

ではまた

電電

今回のブログは結構衝動的に書いたのでnoteの方に残します.

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