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死なずに済む方法はないか

昨日の夜から精神の調子がすこぶる悪く、希死念慮を抑えるための頓服であるオランザピンを二夜続けて服用した。その際、この先の行く末について不安に思うところや絶望するところがあった(常日頃からこういう感覚はある)ので、Twitterにいくつかツイートを投げた。だいたいそのままの内容をここにも書いておく。

自己紹介の記事でも述べたとおり、私は現在無職である。前の仕事を辞めてから今年の12月でちょうど2年になる。その間、傷病手当金を頂いたり、会社員時代の自分の貯金を取り崩したりしてなんとか生き延びてきた(生き延びさせていただいた)。だが、そうやって無職でいられる期間もそう長くはない。何より若くて、身体的には働ける状態(身体障害者ではないので。精神はダメだが)の人間が働かないことに対する罪悪感がすごい。両親ともこの先数年を見たときの家庭の経済状況や私がこの先どうやって身を立てていくべきかというシビアな話もした(まだ、結論は出ていないが)。一番はやはりお金の問題である。これに関して私はいくつか思うところをツイートした。以下、ほぼ原文そのまま記載する。

① 近い将来をみたときに、(もし私が何もできなかったら)私の存在は家族にとって確実に負債になってくるので、そこは絶対になんとかしないといけない。そうでなければ私は死ぬことになる。
② ただ今の私だとアルバイトですら雇うのを渋られるのが現状(そんなに受けた訳ではないが実際に何社か落されている)。粘り強く探すかあるいは…
③ どうやって生きていったら良いか。
④ 死なずに済む方法はないか。
⑤ 「やっぱり、自分には何もできないんだ」と、(学習性)自己無力感に陥って何もやらない(できない)のはダメだ。
⑥ 本当に食い詰めたときに生活保護を受けるか(これは本当にどうしようもなく立ち行かなくなった人のための財源であるので、できれば避けたい)、死ぬかどちらにするか悩んでいると本気で友人に相談したら、「まだ何かできることがあると思う」と言われた。
私はまだやるべきことを全てやっていない。病気を言い訳にして(実際に死ぬような思いはしたから怖い)ストレスを極度に恐れてそこから逃げ回っている。
私が死にたいと思わずに済む仕事はあるのか(会社員には限らない)、あったとしてそれに就けるのかはわからん。そんなの選ぶ権利は私にはないのかもしれないが、人間として生まれた以上は死にたいと思わずに生きていたい。
⑨ 私の場合、履歴書の空白が大きい。どうしても何もする気力が湧いてこなくて何もしていなかったという期間が長いので、ここを説明できないとどこも雇ってくれないと思う。
⑩ 雇ってもらえなかったら、最悪自分で仕事をつくる。これしかないと思う。
⑪ そこでうまくいったら生きていけるかもしれないし、当たって砕けたら死ぬかもしれない。先のことはわからない。

以上が、今の私の思うところを正直に投げたツイート群である。正直、私は社会に再び出るのがものすごく怖い。考えれば死にたくなるほど怖い。何が怖いかというと、私は社会人として求められる基礎能力が極めて低い(発達障害のグレーゾーンであるため、一部の能力が著しく低い)ため、私にできる仕事がこの世の中に存在しないのではないかという不安が一番大きい。もし仮に企業に在籍することが許されたとして、どの企業に在籍することになっても仕事ができない故、"お荷物社員"として疎まれ、酷ければ虐められるという確信に近い思いがあり、それが現実のものとなってしまうのが途轍もなく怖い。詰まるところ、自分の(仕事に関わる)能力が著しく低いことが問題であるから、(能力を磨く等して)ここを解決しないことには私の就職は(特に会社員としての就職は)かなり厳しい結果になると思う。

今後の自分のため、ついでにブログの記事にするために、前の会社で働いていたときに困ったことをまとめていた過程で気づいたが、困っていた(今も困っている)内容が、あまりにも基礎的なこと(大人なら誰にでもできること)過ぎるかつ、具体的にどのようなトレーニングをすればそれを改善できるかがわからないので、頭を抱えているというのが現状である。とは言っても、何とかして自分の能力を向上させていくことでしか、長期的に見た将来の展望が明るくなることはないのは確実なので、自分の至らなさと向き合って、1つずつ問題を解決していくしか、私の生きる道はない。

ここに書いたことも私よりはるかに厳しい環境で一生懸命に働いている人からしたら、ただの甘えだと思う。怖い。死ぬほど怖いが、何とかしたい(しなければならない)という気持ちはある。先日(先月の頭ごろ)、私は泣いた。精神科帰りに自宅近くの公園で座り込んで。たしかこんなことを言った。

「私は自殺未遂をして、死にそうになったところを色んな人に救ってもらった。救ってもらったからには誰かの役に立たないといけない。しかし、現状は誰の役にも立てていない。むしろ迷惑ばかりかけている。救ってもらった結果がこれなのか。そんな人間はいない方がマシではないか。今の自分の人生は色んな人たちの肩を借りてようやく立っている状態だけど、窮地に立たされたときに肩を貸してくれた人たちへのお返しが何もできていない。その現状につらくなって死にたくなった。本来なら生きて恩返ししないといけないのに」

私は生きていかねばならない。生きて私を助けてくれた人たちにお返しをせねばならない。こんなところで死ぬわけにはいかない。何よりついこの間、他人に「死んでほしくない」ということを語った本人が死んでしまっては何の説得力もないではないか。

弱い自分を鼓舞する意味で、この記事を書いた。

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