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雑用から本質を学ぶ

本記事は音声配信の内容を元に
テキストでまとめたモノになります。

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本記事のテーマ

・雑用の大切さ

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こんにちわ、でんちゃんです。
今回のテーマは「雑用」についてお話していきます。
本記事の内容は下記の通り

①雑用は仕事の本質を学ぶ作業
②私が思う作業員と職人の違い


悩める新人さん向けの内容になっていますが、経験を積んだ方にとっても大切な考え方だと思うので是非参考にしてみて下さい。


①雑用は仕事の本質を学ぶ作業

雑用と言われると聞こえはあまり良く無いかもしれませんが、その作業の中には仕事の本質が沢山含まれています。作業をする本人の考え方次第で、後の成長に大きく関わってくる大切なことです。

具体的には手元作業
手元作業とは「作業補助」という意味です。
メインで作業をしている人のサポートで必要な工具や材料を準備したり渡したりすることで、作業をスムーズに進めることができます。

よく先輩から「あれ持ってきて!」とか「次の工具準備して!」と言われバタバタと動き回っている新人さんも多いと思います。慣れない工具や材料を準備するのに必死になりますよね。

手元作業からは物の名前を覚える事と、先輩の作業をみて手順を覚える事に大きな意味があります。
言われてから準備するのではなく、手元側から率先して先輩を補助できるようになるように慣ればかなりレベルは高くなっていると思います。
手元作業は物と作業手順を覚える大切な事なんです。

次に重要なのが資材整理
現場では大量の資材管理を任せられることがあります。
どの作業にどの材料を使うのかを知りジャンル別に分ける、そうする事で資材整理から作業の種類を学ぶことができます。
見慣れない材料は先輩に聞いてみるとか、カタログで調べてみるなど一本踏み込んだ行動を取る事で大きく成長につながります。

また誰が見ても分かるように整理することで、他の人への気遣いにもなります。
現場では自分の会社以外にも応援という立場で、別の会社の職人さんと一緒に作業することが沢山あります。応援の人がいきなり資材場所に来ても必要な物がすぐに取り出せる環境というのはとても大切です。
資材整理からは自分の成長と、気遣いを学ぶ大事な作業です。


②私が思う「作業員」と「職人」の違い

これは個人的な考えになるのですが作業員と職人には違いがあると思っています。

それは仕事に対する考え方。「作業員」は言われた事をただやるだけ、それ以外のことには無関心。こういった人が現場にはいますが文字通りただ作業をするだけの人です。

一方で言われたことに対して自分の意志を持ちプラスアルファの行動ができる人が「職人」。具体的には指示をうけた施工であってももっと効率よくできる施工の提案をする、作業範囲の外であっても気を遣って作業をする、とかです。

また一つ一つの作業に最善を尽くすため色んな切り口で試して挑戦する姿勢はとても大切です。どうすれば速く、高品質で進められるかといった行動する人は現場でとても重宝されます。

言われた事をただするだけの人と考えながら学び行動出来る人には雲泥の差が出ます。新人さんには是非とも後者の職人を目指してほしいと強く願います。

③まとめ

・雑用は仕事の本質を学べる大切な作業
・手元作業からは物と作業手順を学ぶ
・資材整理からは自己成長と第三者への気遣いをを学ぶ
・言われた事をするだけなら作業員
・言われたことに対しプラスアルファの行動が出せる人が職人

今感じている苦労は後の成長に大きな影響を与えます
日々の雑用に疲れている人新人さんに届けば幸いです。


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