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電気工事はどんな仕事?

本記事は音声配信の内容を元に
テキストでまとめたモノになります。

本記事のテーマ

①電気工事士の基本的な仕事内容
②電気工事の意外な作業
③電気工事の作業の種類はとても多い

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①電気工事の基本的な仕事内容


電気工事士の仕事を一言でいうならば
「電源を必要とする設備に、電気を供給するお仕事」です。
つまり最終的に電気が付いたり、コンセントが使えるようになったりできる状態にするということです。

ただ、照明の器具を付けるだけでは電気は点灯しません。そのためには電源を送るケーブルを配線したり、電源の元になる配電盤にケーブルを繋ぎ込んだりしなければいけません。

また、電気を入り切りする為のスイッチの配線や、「スイッチ結線」と呼ばれる電線の繋ぎ方をする必要があり、これだけでも色んな作業があることが分かると思います。

一言で言ったとしても
全部は伝わりきらないのが電気工事の仕事です。


②電気工事の意外な作業

電気工事は電気を付ける、というイメージが強いかもしれませんが
幅広い作業があって「こんなことまでするの?」とビックリされることが多いんです。

たとえば「穴掘り」その通り地面を掘る作業です。
建物を作る際には、地面の下にケーブルを配線する作業(地中配線)があってその道を作る為に地面に穴を掘っていきます。

スコップや専用の電動工具を使って掘る事になるのですが、一見電気工事の仕事には見えない作業で
「私って何屋さんだっけ?」と
わからなくなってしまうことも現場ではよく聞く話。

他にはモルタルというコンクリートのようなもので、壁の穴埋めや補修作業をしたりします。
モルタルの粉に水を加えて、小手と呼ばれる専用工具で穴を埋めていきます。
この作業自体は、左官屋と呼ばれる専門の職人さんがいるほど技術がいる作業なのですが、電気工事はこういった作業も自分たちで行うことになります。

その他にも沢山の意外な作業があります。
本来なら専門の職人さんが受け持つ作業が、電気工事の作業内で発生した場合に電気工事士がするというパターンが多いのです。

電気工事士は電気を扱うだけじゃなく、色んなスキルが必要になります。



③電気工事の作業の種類はとても多い


電気工事は電気工事士以外の作業も沢山あるという話をしましたが、電気工事の中ではさらに色んな種類の仕事があります。
恐らくすべて経験した人は中々いないくらい、多くの作業があります。

具体的には木造の建物や鉄筋コンクリートの建物の工事
工場系の工事、電柱に登る工事、イベント関係の工事・・など
各専門で働いているそれぞれの電気屋さんがいるほど多くの種類があります。

実際私の場合は新築現場の大きなビルでの仕事が多く、反対にイベント関係や木造の建物は未経験です。
電気工事士といっても未経験の分野が沢山ある、というのが業界の中では普通にあるんです。


まとめ

・電気を必要とする設備に電源を供給する仕事
・電気工事の作業は電気を扱う以外にも色んな事をする
・電気工事の種類は多く、未経験の分野が沢山ある


いかがでしたか?業界に入る前と入った後ではイメージと違うのはよく聞く話なんですよね。
これでなんとなく電気工事士の仕事について理解できたなら幸いです。


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