令和のプロレタリア文学

ふと5月中に起業したいな〜と思い立ったはいいものの、地味に登記とかもろもろ含めたらなんだかんだ10万くらいいるらしい。あとなんでか全くわかんねえけど今月のクレカ支払いが50万とかになっててワオ!ということで5月の初週に唐突にUBER EATSの配達員のバイトを始めようと思った次第でございます。

まず配達員は自転車かバイクかで選べるんですが、自転車だるいしバイクにしよ〜ということでジモティーという闇フリマサイトで魔改造されたセピアを5万円にて購入。安上がりで済んだわラッキーと思いつつ念の為近場のバイクショップに持っていくとブレーキやらアクセルやらハンドルやら色々ガタがきててトータル5万くらいで交換しないといけないらしい。いやもうそれもはや全とっかえやん。ということでよーし配達頑張るぞぉ〜と準備ができた頃にはクレカの支払額は60万になっていたのでした。めでたしめでたし。

ってこんなとこで終われるかしばくぞ。これからがどきどきの本編なんじゃ。ということで波乱万丈の配達の様子を書きます。配達員用のアプリをオンラインにして注文を取る。店に料理をピックして注文者に届ける。以上。あれれ〜終わっちゃった。いやほんとUBER EATSって基本これの繰り返しなんですね。もう少し詳しく書くと、注文取って脳死でバイク走らせてちわーUBERでーすって料理とって脳死でバイク走らせてちわーUBERでーすって料理届けて注文取って脳死で(以下略)

こんな感じです。本編終了です。マジでこれだけです。始める前はなんか面白いこと起こんないかな〜とか思ってたんですよね。例えば届け先のお姉さんが超欲求不満で...ワァオ!!みたいなことは絶対起こらないです。仕事自体も簡単で料理届けるだけなんでほんと何にも書くことないです。あ、簡単といえど最初の方は不慣れでよーしお客さんちに着いたぞ〜って料理取り出したらぐっちゃぐちゃになってた時がありました。ソ〜リ〜。ここから先の話は完全にフィクションなんですけど、ある時サーモンいくら丼を頼んだお客さんがいたんですね。でもぐちゃぐちゃになっちゃってて。中途半端は逆に良くないと思い機転を利かせて丼をシャカシャカ振ってちらし丼っぽくしてお届けしました。臨機応変って大事ですから。これもフィクションなんですけどハンバーガーセットを頼んだお客さんがいたんですけど到着した頃にはジュースがすっげえこぼれてて。こんな状態でお客様にお出しするのは良くないと英断し、ハンバーガーとポテトを堂々とお渡ししました。お客様があれ?ジュースは?とお尋ねになられたので、すかさず目を丸くして「え??お店でこれしか受け取ってないんですけど??」とすっとぼけることでことなきを得ました。ダイエットダイエット。ハンバーガーにジュースなんて糖尿病になっちゃうよときっと警鐘を鳴らせたに違いない。一日一善ですから。まあフィクションの話ですから。こんな奴いるわけないだろ!いい加減にしろ!

ということで作業感が半端ないものの、時給1500-2000は安定して稼げて、シンプルにバイク好きってのもあってなんだかんだ楽しくやってます。今日も寝る前3時間で5000円稼げたぜうえーいUBER EATSサイコーと思って爆速で環七走ってたらしっかり覆面に止められて10000円の違反で結局時給-1600円じゃんうえーんUBER EATSサイテー。


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