【JUVENTUS】22/23 U19 & Next Gen 選手紹介
一昨年、去年に続き、今年も下部組織の選手紹介noteを作りました!
例年通り、ユベントスU19とユベントスNext Gen(旧称:ユベントスU23)に所属する全選手を紹介しています!
【用語について】
各選手の画像に、所属(U19 or Next Gen)と特性(昇格、OA、FQなど)を記載しています。
Next Gen:ユベントスU23の新名称であるユベントスNext Genのこと。
昇格:今季からカテゴリーを上げたということ。
(U17→U19、U19→Next Gen)
OA:ユベントスNext Gen(旧称ユベントスU23)で認められているオーバーエイジのこと。
OA選手は年齢制限が無い。
FQ:Fuori Quota(フオリ・クォータ)の略。
ユベントスU19の最年長(今季22/23は2003年生まれ)の選手のこと。
FQ選手は各試合5名まで登録可能。
復帰:ローン移籍から戻ってきたということ。
※ データや情報はTransfermarktその他メディアが記載する執筆当時のものです。
※2023年2月8日、情報の更新(加筆)と冬移籍の反映を行いました。
【GK】
#1 Simone SCAGLIA / シモーネ・スカーリア【U19】
今季ユベントスU19の正GK。
世代別イタリア代表としてU15、U16、U18での選出歴もある実力派。
パスを丁寧に出す意識も高く、現代的なGKとしてビルドアップに絡むことも苦手ではない。
【加筆】
12月下旬に肩を負傷し、4ヶ月超の離脱が見込まれている。
#12 Jakub VINARCIK / ヤクブ・ヴィナルチク【U19】
今季ユーベU17からU19に登録されたスロヴァキア人GK。
長い手足が武器だが、今季まだU19での出場はなし。
今季は第3GKで、来季からU19で主戦力としてプレーする予定か。
【加筆】
今年1月にACミランU19戦でユベントスU19デビューを果たすと、GKながらアシストを記録してチームの勝利に貢献した。
#30 Giovanni DAFFARA / ジョバンニ・ダッファーラ【U19】
ユベントスU19の第2GKだが、正GKの座を狙える選手。
高身長&小顔というThe・モデル体型。
22/23 UEFAユースリーグ第2節のベンフィカU19戦では、正GKスカーリアの退場後に急遽出場しファインセーブを連発した。
【加筆】
12月の守護神スカーリアの離脱後は、正GKとしてチームを支えている。
#38 Matteo FUSCALDO / マッテオ・フスカルド【ローン移籍→U19】
2023年1月、モンツァU19からユベントスU19にローンバックしたGK。
モンツァではU19登録だったが、実際にはモンツァU18でプレーしており、7試合に出場した(20失点)。
#1 Giovanni GAROFANI / ジョバンニ・ガローファニ【Next Gen】
今季からユベントスNext Genの正GKとなったが、トップチームに帯同しNext Genの試合を欠席することも多い。
セービング能力もありビルドアップにも参加できる総合力の高さが魅力。
ペリンと同じくピアノを弾けるうえ、ギターや歌にも自信あり。
【加筆】
今年1月に負傷し、現在リハビリ中(復帰は2月中旬の見込み)。
#12 Marco RAINA / マルコ・ライナ【Next Gen】
2018年にユベントスU17で4試合に出場してから公式戦での出場がまったくない、トレーニング専門のGK。
ユベントスとプロ契約も締結済みだが、戦力としてカウントされているかは不明。
【加筆】
Next Genでの相次ぐGK離脱によって、2022年10月~2023年1月の期間に14試合に出場。
コッパ・イタリア・セリエCでの躍進に貢献した。
#34 Leonardo RATTI / レオナルド・ラッティ【Next Gen】
公式戦での出場記録が一切ない、トレーニング専門のGK。
スーレやミレッティより若いのに昨季ユベントスNext Genに帯同することもあったが、試合に出場することを見込んだ帯同ではなかったため話題にはならなかった。
#55 Zsombor SENKÓ / ゾンボル・センコ【Next Gen→完全移籍】
世代別ハンガリー代表でも正GKの座を守り続けている実力派。
ラグビー選手のような体格からなるパワフルなプレーが持ち味。
ユベントスNext Genでは第2GKとしての序列が濃厚だが、正GKのガローファニがトップチームに帯同しているため、出場機会は多くなりそう。
【冬移籍】
2023年1月、母国ハンガリー2部で首位を走るディオーシュジュールに完全移籍した。とても残念。
【DF】
【CB】
#4 Dean HUIJSEN / ディーン・フイゼン【U19→Next Gen】
昨季U19の不動のCBはムハレモビッチ(現Next Gen)だったが、今季その座はこのフイゼンが埋めるだろう。
両足使える器用さと冷静な判断力、高いビルドアップ能力を兼ね備えた大型CB。
身体の線はかなり細いが、少なくともU19カテゴリーではフィジカルも申し分なし。
空中戦も滅法強く、PKキッカーでもあるため得点源ともなれる。
すでに国内外で注目度も高く、大手メディアGoalで次世代のスターとして特集されたこともある。
【加筆】
2023年1月、負傷離脱の相次ぐNext Genに助っ人として呼ばれると、安定したパフォーマンスで一瞬にしてブランビッラ監督の信頼をつかみ、以降はNext Genの一員としてプレーを続けている。
#5 Lorenzo DELLAVALLE / ロレンツォ・デッラバーレ【U19】
パワフルなプレーが持ち味の、世代別イタリア代表にも選出されるエリートCB。
ユベントス一筋のキャリアで、ユベントス・カレッジの生徒でもある。
昨季はユベントスU19の控えだったが、今季は主力としてチームを支えることが求められる。
#15 Saverio DOMANICO / サヴェリオ・ドマニコ【U19】
昨季ユーベU17でフイゼンとともに主力を務めた安定派のCB。
RBとしてプレーすることもあり、世代別イタリア代表での経験も豊富な有望株。
今季ユーベU19のCBはフイゼン、デッラバーレ、チーティの3名がファーストチョイスとなりそうなので、少ない出場機会でアピールできるかが鍵となる。
【加筆】
フイゼンがNext Genに昇格した2023年は、U19で唯一のボールプレーが上手いCBとして重宝されそう。
#24 Alessandro CITI / アレッサンドロ・チーティ【U19】
昨季ミランU17からフリーで獲得した大型CB。
ミランU17ではキャプテンを務めており、今季ユーベU19でもキャプテンを務める。
加入1年目の昨季はチームに慣れていなかったからか不安定なプレーも見られたが、徐々にそれも減ってきた。
今季ユーベU19のCBはポジション争いが激しいが、ピッチ内外で主将としてチームをまとめ上げることが求められる。
#3 Deigo STRAMACCIONI / ディエゴ・ストラマッチョーニ【Next Gen】
序盤から負傷者の多いNext Genの守備陣を支える、貴重な左利きのCB。
トレーニング中のトリカゴでラビオを思いっきり削ったことで話題(?)になったあの選手。
トップチームのトレーニングに参加することも多く、スタッフからの期待は高いようだ。
#4 Tarik MUHAREMOVIC / タリク・ムハレモビッチ【Next Gen】
デ・ヴィンテル(エンポリにローン移籍中)と同じくトップチームが期待を寄せる、左利きの実力派CB。
とにかく落ち着いてプレーする冷静な対応力が武器で、デ・ヴィンテルのようにボールを持つことをまったく苦手としていない。
19歳にしてU21ボスニア・ヘルツェゴビナ代表でプレーしており、ユベントスが保有する若手の中でもかなり将来有望な方の選手。
#5 Félix NZOUANGO / フェリックス・エンゾアンゴ【Next Gen】
ポテンシャルは高く初期ポジショニングも良いものの、釣り出されたり振り切られたりするシーンも少なくない、伸び代の大きい選手。
守備には改善の余地があるがトラップとミドルレンジまでのパスなら両足でできるため、ビルドアップでは両足を使ったボールタッチで相手FWによるコース切りを無力化することができる強みを持つ。
【加筆】
2023年2月、UEFAユースリーグに向けたユベントスU19のスカッドリストに助っ人として参戦。
UEFAユースリーグでの背番号は32番。
#6 Alessandro Pio RICCIO / アレッサンドロ・ピオ・リッチオ【Next Gen】
負傷期間を除いてU15〜U20までの世代別イタリア代表に選ばれ続けている、イタリアからの評価も高いCB。
今季序盤は負傷で欠場が続くが、復帰からはNext Genのディフェンスリーダーとして後方からチームを支えることが期待される。
ユベントス一筋のキャリアなので、チャンピオンズリーグのリストBにも入っている。
#13 Fabrizio POLI / ファブリツィオ・ポーリ【Next Gen】
若いチームをまとめ上げるOA(オーバーエイジ)選手。
若手がファウルを受けたとき、揉め事になりそうなときなどは率先して状況をコントロールしようとし、主審への抗議も基本的にはポーリが担当する。
【LB】
#3 Jonas ROUHI / ヨナス・ルーイ【U19】
高速クロスと積極的な攻撃参加が武器のスウェーデン人LB。
テンポ良く攻撃することができるため一列前でもプレーできる。
控えだった昨季とは一転、今季は主力として継続的な貢献が求められる。
#27 Brando MORUZZI / ブランド・モルッツィ【U19】
昨季セリエDで鍛え抜かれた経験を武器に、満を持してユベントスU19に帰ってきた堅実なサイドバック。
現状ユベントスU19のスタメンはルーイだが、与えられたアピールチャンスをものにできれば序列が逆転するかもしれない。
#15 Giuseppe VERDUCI / ジュゼッペ・ヴェルドゥーチ【Next Gen→完全移籍】
ユベントスNext Genの控えLBだが、Next Genのサイドバックは負傷者やトップチーム・U19への帯同者などで欠員を出しがちなので、出場機会は少なくないだろう。
ユベントスU17時代では主力だったが思うように伸びず、徐々にベンチに座る時間が長くなった。
【冬移籍】
2023年1月、セリエCのシエナにフリー移籍。Forza!
#23 Jean-Claude NTENDA / ジャン=クロード・ンテンダ【Next Gen】
昨季ユベントスU19からNext Genに昇格したが、序盤に十字靭帯を損傷してから現在まで1年以上にわたって負傷離脱中。
攻撃性能に特化したLBで、独特なフォームでの切れ味の鋭いドリブル突破が持ち味。
プレースタイルが激しいだけに、復帰後もンテンダらしいサイド突破が見られるかは心配だ。
#32 Riccardo TURICCHIA / リッカルド・トゥリッキア【Next Gen】
右利きでLBが主戦場の逆足サイドバックだが、様々なポジションでプレーできるユーティリティプレーヤー。
豊富なスタミナを効果的に消費できる選手で、トランジションや攻守において率先して動くことでチームに貢献する。
昨季U19リーグの「ベストLB賞」を受賞(ユベントスU19から選出されたのはトゥリッキアのみ)。
世代別イタリア代表でもプレー機会が増えてきた期待の選手。
【RB】
#2 Andrea VALDESI / アンドレア・ヴァルデージ【U19】
ボールプレーでは上手さを見せることもあるが、まだまだ成長の余地が大きな選手。
ローン移籍していたSPAL U18から帰ってきて、今季ユベントスU19のRBのスタメン争いに加わった。
守備で穴になるシーンも少なくないが、RBのほかLBやRWでもプレーできるという強みを持ち、最近では中盤を任されることも。
#13 Stefano TURCO / ステファノ・トゥルコ【U19】
今季ユーベU19のRBのスタメンをヴァルデージと争う、ユーベU17上がりの選手。
「トゥルコ」はFWにもいる(ニコロ・トゥルコ)ため、「S.トゥルコ」や「ステファノ・トゥルコ」と表記されることが多い。
身体の線は細いが攻撃性能に全振りしたようなプレースタイルで、個人的に見ていてワクワクする選手のひとり。
#2 Nicolò SAVONA / ニコロ・サヴォーナ【Next Gen】
昨季ユーベU19の主力RBで、そのプレーが評価され飛び級でU20イタリア代表に招集されたことで話題になった選手。
本来であれば今季はNext GenでバルビエーリやムラッツィとともにRBの熾烈なスタメン争いを繰り広げるはずだったが、6月にかかとを負傷してしまい現在療養中。
(10月中旬に復帰予定)
【加筆】
2022年11月末に負傷から復帰を果たすと、以降はNext Genの右サイドを支える選手に。
2023年2月、UEFAユースリーグに向けたユベントスU19のスカッドリストに助っ人として参戦。
UEFAユースリーグでの背番号は34番。
#14 Gabriele MULAZZI / ガブリエレ・ムラッツィ【Next Gen】
荒削りだが間違いなく光る才能を持つ。
サイドバックだが切れ味の鋭いドリブルや高速クロスで攻撃でも主力を担い、俊足かつ豊富なスタミナで右サイドをひたすら上下する。
サイドハーフやウィングでも起用可能。
世代別イタリア代表でのプレー経験も豊富で、チーム内外からの期待も高い。
カードが多いのが玉に瑕。
#26 Tommaso BARBIERI / トンマーゾ・バルビエーリ【Next Gen】
プレシーズンマッチではトップチームでもプレーした、Next Genのイケメン細マッチョRB。
さわやかなルックスとは対照的に、当たり負けしないフィジカルと肉弾戦をまったく嫌がらないタフネスさが武器。
ボールを持つことも苦手ではなく、プレーの精度も悪くない。
トップチームではあからさまに緊張していたため本来の実力を発揮できなかったが、慣れてくればトップチームで見る機会が増えてくるかもしれない。
【加筆】
Next Genが3バックを多用するようになると、左右のウィングバックとしても重宝されている。
【MF】
【DMF】
#6 Giulio DORATIOTTO / ジュリオ・ドラティオット【U19】
伸び悩んでいるものの、ダイヤの原石といえるポテンシャルをもつ。
例えるならロヴェッラで、ボールタッチがとにかく上手く、身体の動きやファーストタッチで相手をかわすのも得意なキャプテンシーのあるボランチ。
本人はユベンティーノ。
勝った試合でも失点があれば「もっと改善すべきところがあった」と、チームメイトがPKを外したシーンがあれば「彼を責めるべきではない、外せるのは蹴る勇気のある者だけだ」とSNSに投稿する強い向上心と優しさを持つ。
#16 Diego RIPANI / ディエゴ・リパーニ【U19】
ドラティオットと同じくボールタッチが上手いレフティーの中盤。
昨季ユベントスU17の10番を背負っていたテクニシャン。
世代別イタリア代表の選出歴もあり、05世代の有望株。
成長の余白も大きいが徐々にスタメン選出も増えてきており、今季ユーベU19を支える1人となりそう。
#28 Enzo BARRENECHEA / エンゾ・バレネチェア【Next Gen】
スイスのFCシオンから€4.87mという若手にしてはやや高額な移籍金で獲得したが、2021年のバースデーゲームで十字靭帯を負傷し250日超の負傷離脱を経験した苦労人。
「ネクスト・ベンタンクール」と言われていたが、プレースタイルや風貌、国籍などを総合的に考慮すると「ネクスト・パレデス」と例える方が適切だろう(良いときのパレデス)。
ただしパレデスのように血気盛んではなく、むしろ温厚なタイプ。
マティアス・スーレの親友でもあり、家族ぐるみで仲がいい。
【CMF】
#8 Luciano PISAPIA / ルチアーノ・ピザピア【U19】
サレルノ出身で、生粋のサレルニターナサポーター。
身長は低いががっしりとした体格をしており肉弾戦でもまったく怯まない。
トランジションや守備時には中盤のファイターとして相手を苦しめ、ボールタッチ技術もあるためビルドアップにも貢献できる。
2021年3月に大怪我を負い1年以上離脱していたため、年齢的には今季Next Genに上がる段階だが今季もU19でプレーする。
#22 Joseph NONGE BOENDE / ジョセフ・ノンジェ・ボエンデ【U19】
「ユベントスU19のポール・ポグバ」とは彼のこと。
ボールタッチや選択するパスのひとつひとつはまさにポグバのようだが、難しいプレーを好むためミスも少なくない。
調子の波も激しく改善点が多いものの、間違いなく光る才能を持つ選手といえる。
#23 Nicolò LEDONNE / ニコロ・レドンネ【U19→ローン移籍】
ユベントスユース屈指のイケメンで、爽やかなルックスとは対照的なシャツインスタイルが魅力。
16歳で期待の有望株となり20/21では飛び級でユベントスU19に出場した経歴を持つものの、伸び悩み常に控えとしてベンチを温める日々が続く。
【冬移籍】
2023年1月、セリエDのピアネーゼに今季終了までローン移籍。Forza!
#8 Emanuele ZUELLI / エマヌエーレ・ズエッリ【Next Gen→完全移籍】
キエーヴォ消滅に伴いユベントスがフリーで獲得した。
昨季トップチームに呼ばれたこともあり、今季Next Genの主力を担うひとり。
アンカーとしてビルドアップに徹することも、セントラルやインサイドハーフとしてボックストゥボックス精神で攻守に貢献することもできる器用な選手。
【冬移籍】
2023年1月、セリエBのピサに完全移籍。かなり悲しい。
#17 Andrea BONETTI / アンドレア・ボネッティ【Next Gen】
昨季ユベントスU19の10番としてボランチでプレーしたボネッティも、今季は満を持してNext Genに昇格。
もともとCFやSTが主戦場のFWだったが、U19で中盤にコンバートされた。
トランジションでの切り替えの早さや高い敏捷性・献身性が武器のハンサムボーイ。
【加筆】
2023年2月、UEFAユースリーグに向けたユベントスU19のスカッドリストに助っ人として参戦。
UEFAユースリーグでの背番号は35番。
#24 Martin PALUMBO / マルティン・パルンボ【Next Gen】
昨季ウディネーゼからローンでユベントスNext Genに加入して、ウディネーゼに戻ったあと今季再びローンで加入した。
昨季ユベントスのトップチームデビューも果たしたが、なぜか本職の中盤ではなくウィングで起用されたためやりにくそうだった。
実はウディネーゼ時代にもトップチームデビューを果たしている。
昨季に続き今季ももしかするとユベントスのトップチームで見られるかもしれないが、その際はぜひ中盤起用でお願いしたい。
#30 Alessandro SERSANTI / アレッサンドロ・セルサンティ【Next Gen】
世代別イタリア代表の招集経験はないものの、実力は折り紙付きのセントラル。
Next Genではベンタンクール役を担っており、特にトランジションでの貢献度が高い。
欠員補充としてRBやRM、RB、LBでプレーすることもあり、ポリバレントな一面も持つ。
【LM】
#28 Umberto MORLEO / ウンベルト・モーレオ【U19→ローン移籍】
今季ユベントスU17からU19に昇格した、左サイドハーフやインサイドハーフ、セントラルとしてプレーするMF。
執筆時点(2022/10/02)では今季まだU19での出場は無いが、昨季ユベントスU17の主力としてチームを率いた実力が試される機会が訪れるのは、そう遠くないだろう。
【冬移籍】
2023年1月、セリエDのキゾラ・カルチョに今季終了までローン移籍。Forza!
【RM】
#29 Tommaso MARESSA / トンマーゾ・マレッサ【U19】
トップチームのPSMでもプレーしたことがある、世代別イタリア代表での経験も豊富なアタッカー。
サイドハーフやセントラル、サイドバックなど様々なポジションでプレーできる。
ユーベU19には20/21から顔を出しはじめたが、今日まで主力の地位を確立することはできずにいる。
【AMF】
#10 Luis HASA / ルイス・アーザ【U19】
今季ユベントスU19の10番を背負うアタッカー。
身長は低いが、キエーザの如く粘り強いプレーでフィジカルの不利をカバーする。
今季からはボランチへのコンバートも試されているが、やはりサイドアタッカーとして起用したほうがいいだろう。
#14 Ivano SRDOC / イヴァノ・スルドック【U19】
ユベントスU19がイルディズと共に獲得を発表した有望株。
2022年9月23日にハムストリングの手術を受け、現在まで療養中。
復帰見込みは年明けとなっており、未だユベントスU19での出場はない。
#19 Kenan YILDIZ / ケナン・イルディズ【U19】
バイエルン下部組織とトルコが誇るダイヤの原石がフリーでユベントスU19に。
U21トルコ代表でも既にデビュー済みで、この記録はチャルハノールやイルカンより早い。
才能に加え適応力もあり、今季既にユベントスU19で9試合5ゴール2アシストと大活躍中(2022/10/05時点)(23試合11ゴール6アシスト:2023年2月8日)の次世代スター候補。
Transfermarktでは両利きとされているが、基本は右利きプレーヤーである。
#18 Hamza RAFIA / ハムザ・ラフィア【Next Gen→完全移籍】
温厚聖人な性格で知られるアタッカー。
昨季ローン移籍したクレモネーゼでは数字こそ残せなかったものの、技術の高さを見せつけクレモネーゼのセリエA昇格に貢献した。
W杯チュニジア代表にも選出される可能性があり、ユベントスNext Genでは別格の実力派でセリエB昇格に欠かせない1人となる。
【冬移籍】
2023年1月、セリエCのペスカーラに完全移籍。とても残念。
#27 Michele BESAGGIO / ミケーレ・ベサッジョ【Next Gen】
ローンで加入中の、昨季ジェノアU19の10番にしてキャプテン。
主戦場はトップ下ではあるものの、サイドの適性も高い。
ボールタッチ技術の高さもさることながら、オフザボールをサボらない献身性も評価できる。
今季ユベントスNext Genを支える選手の1人。
【FW】
【LW】
#11 Samuel MBANGULA / サミュエル・ムバングラ【U19】
メインポジションは逆足ウィンガーだが、単騎突破力があるため攻撃的なポジションならどこでもプレー可能。
控えだった昨季と比べて最も成長した選手といっても過言ではなく、世代別ベルギー代表での経験も豊富な実力派アタッカー。
#16 Samuel ILING-JUNIOR / サミュエル・イリング・ジュニオール【Next Gen→トップチーム】
昨季ユベントスU19をゴール数アシスト数ともに2桁成績で終えた、英国メディアも「ネクスト・サンチョ」と期待する逸材。
今季はユベントスNext Genに籍を移したが問題なく適応し、トップチームに帯同するため欠場した試合もあるものの既にNext Genのエースとしてチームを牽引している。
今季の活躍・成長次第では、来季セリエAで見られるかもしれない。
【加筆】
2022年12月、契約更新とともに、所属がNext Genからトップチームへと正式に変更された。
#19 Yannick COTTER / ヤンニク・コッター【Next Gen】
2021年6月の十字靭帯断裂により昨季一年を復帰期間に消費。
今季こそNext Genに帰ってくるかと思われたが、練習中に負傷し再びリハビリに。
スーレとまったく同じタイミングでユベントスU19デビューを飾ったアタッカーだが、今季も不運に悩まされる。
#20 Simone IOCOLANO / シモーネ・イオコラーノ【Next Gen】
ユベントスNext Genのオーバーエイジ枠のひとり。
ウィングやサイドハーフが主戦場で、背は低いがテクニックがある。
既婚者で、2歳のかわいい娘さんがいる。
【RW】
#7 Bayron STRIJDONCK / バイロン・ストライドンク【U19】
控えとして過ごした昨季から一転、今季は新たに7番が与えられ主力候補とされていたものの、開幕戦で頭突きにより一発退場した問題児。
無駄なイエローも多く、冷静さを欠くところは要改善。
PKキッカーも務めることができ、テクニックある爆速ドリブラーとして期待される。
#10 Mattia COMPAGNON / マッティア・コンパニョン【Next Gen】
マティアス・スーレからNext Genの10番を引き継いだ逸材。
プレースタイルもスーレととても似ており、右サイドからの逆足カットインが得意分野。
トップチームのPSMでも得点を挙げており、今季特に注目の実力派。
最近では左サイドでもプレーできるようになってきており、さらなる成長が期待される。
【ST】
#17 Tommaso GALANTE / トンマーゾ・ガランテ【U19→ローン移籍】
主に控えとして途中出場でのプレーが多いストライカー。
機動力がありパワフルに走り回るプレースタイルなので、試合終盤の疲れ気味の相手にはとても効果的。
プレイボーイとして有名(?)。
【冬移籍】
2023年1月、プリマベーラ2部のレッジャーナU19に今季終了までローン移籍。Forza!
#21 Lorenzo ANGHELÈ / ロレンツォ・アンゲーレ【U19】
今季U17からU19に唯一昇格できたFW。
それだけチームからの期待も高い。
ファンタジスタに分類されるテクニックがあるアタッカーで、攻撃に最後の仕上げを加えるのが得意。
イルディズやニコロ・トゥルコ、マンチーニなど有望株が多いFW陣だが、アンゲーレもこの熾烈なスタメン争いに割って入ってくるだろう。
#7 Nikola SEKULOV / ニコラ・セクロフ【Next Gen】
「若ハゲ」でお馴染み、チーム内外からの評価も高い高速アタッカー。
前線なら基本的にどこでもプレー可能。
今季も主力としてNext Genでプレーする。
年齢的に今季の成績が今後のキャリアを左右することになるので、今季は重要なシーズンとなる。
#21 Mirco LIPARI / ミルコ・リパーリ【Next Gen】
19/20のプリマベーラ王者、エンポリU19で主力としてプレーしたアタッカー。
2022年1月にローン移籍から帰ってきて、今季はNext Genでプレーする。
今のところ序列は高くないが、エンポリでの優勝経験をNext Genに還元できるか。
【CF】
#9 Nicoló TURCO / ニコロ・トゥルコ【U19】
今季ユベントスU19の攻撃陣を牽引するのは、マンチーニでもイルディズでもなくこの男だろう。
ユベントスU17からU19に昇格した昨季からさっそく好成績を残し、一気に急成長を遂げた。
テクニックがあるのはもちろん、裏抜けとポストプレーをどちらも得意し、サイドに流れても中盤に降りても仕事ができる賢くて器用なCF。
#31 Tommaso MANCINI / トンマーゾ・マンチーニ【U19】
この若さにして昨季セリエBでプレーしたイケメンが€2mで加入。
世代別イタリア代表の経験も豊富で、国内外からの期待も高い。
今季まだユベントスU19に馴染むまで時間はかかりそうだが、実力は折り紙付きなので徐々にその真価を発揮してくるだろう。
#9 C. Marco DA GRACA / マルコ・ダ・グラカ【Next Gen】
得点嗅覚に優れたストライカーで、プレシーズンマッチでも得点したほか、U19時代には17試合15ゴール(PKなし)という驚異の成績を残した。
才能はU19時代に証明済みであるものの、筋肉系の負傷や不整脈の手術などによって度重なる離脱を経験し、不安定さが否めないことも事実。
今季はまずコンディション安定化をはかり、継続的な貢献ができるかがカギとなる。
#11 Nicolò CUDRIG / ニコロ・クドリグ【Next Gen】
前線ならどこでもプレーでき、降りて受けるポストプレーやライン裏への抜け出しなど、様々なプレーを使い分けられる器用なアタッカー。
2021年7月にモナコBから獲得したウディネ産の選手なのでクラブ育成枠にはなれないが、純粋な実力ではどのCFよりもトップチームに近い。
#25 Leonardo CERRI / レオナルド・チェッリ【Next Gen】
約2mの高身長を武器とする生粋のアタッカー。
最近は身体の成長にフィジカルが追いついてきて、トップチームに混ざっても遜色ない肉体になってきた。
ボールプレーには波があるが、フィジカル任せで技術がないという選手ではないため、Next Genにカテゴリーを上げた今季どこまで活躍できるかは注目。
#31 Emanuele PECORINO / エマヌエーレ・ペコリーノ【Next Gen】
身体の完成度がとても高く、フィジカルは既にトップリーグに通用するレベルのCF。
エムレ・ジャンに似ている(顔が)。
ボールプレーも悪くなく、今季Next Genで数字さえ残せれば来季セリエB上位クラブやセリエAへのローンもあり得る隠れ逸材。
【加筆】
2023年2月、UEFAヨーロッパリーグに参加するユベントスの選手リスト(リストB)に登録された。
U19 & Next Genの選手紹介は以上となります!
ご覧いただきありがとうございました🙇🏻♂️
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