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この人すごい!実践者の話に感動した社会教育フォーラム♪

社会教育推進全国協議会関西ネットワークの総会の後、休憩を挟み社会教育フォーラムを開催。

前半は、立教大学の和田悠先生が、枚方の社会教育の歴史を社会教育研究所の果たした役割を軸に説明されました。

後半は、枚方で1960年代から「このみ婦人学級」や「食品公害を考える会」の立ち上げに関わり、命と食を一生涯解けないテーマとして関わり続けてこられた山﨑万里さんと和田先生のトークでした。

山﨑さんのお話で印象に残ったのは、
「実践的研究者ではなく、研究的実践者になると決めた」「当事者が学習するんだ」という言葉です。

子育てに困った母親が学ぶ、食品公害を不安に思った市民が学ぶ。
その学びを通じてつながり、保育を考える会や食品公害を考える会の立ち上げに主体として関わって行く。
問題を抱えた当事者が学び、同じ思いを持つ仲間とつながり、主体者として自らの環境を変えるために行動し、望むものを手にしていく。
素晴らしい!と思いました。

困り事がある、問題がある、だから学ぶ。
学びには困難から自らを救い出す力があるから。

自分の困りごとを解決したら、誰かの困ったもなくなる。世の中がその分だけ暮らしやすくなる。

自分の困りごとと社会課題は繋がっている。
それを伝えるのが社会教育の役割だと思う。

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