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フィールドスタディ in デンマーク 2015 Report #2

終日、コペンハーゲン観光を満喫しました。

現地時間の3月22日(日)。
早くから散歩に出かけた人、ホテルの豪華な朝食ビュッフェに感動して食べ過ぎた人、久しぶりのベッドの中で出発ぎりぎりまでまどろんだ人...それぞれの朝を迎えました。

10時。今回のコーディネーター、ニールセンさだこさんとホテルのロビーで合流。1日の流れを確認し、早速出発。まずは、ホテルのすぐそばのニューハウンから運河をめぐる水上バスに乗り、救世主教会、クリスチャンは運、人魚姫の像、オペラハウス、王立図書館...コペンハーゲンの見どころを巡りました。
今日は、空気こそ冷たいものの、気持ちよく晴れ、運河クルーズは最高でした。

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国会議事堂のそばで水上バスを降り、国会議事堂を見学。
入り口には、「4つの痛み」という彫刻がありました。頭痛、腹痛、歯痛、心の痛みを表しているそうで、「一般国民の痛みがわかる政治家であれ」というメッセージを表しているのだとか。
一同「ほほー!」となりつつ、「でも、みんなマッチョで、男性なんだね」という鋭いツッコミも入っていました。その奥にあるキルケゴール像にもご挨拶。

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市庁舎チボリ公園横のニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館を経て、昼食へ。

ストロイエのはずれで、ギリシャ料理のビュッフェをいただき、午後は、参加者の希望により、クリスチャニアへ。

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クリスチャニアは、70年代に、もともと海軍の施設だったところにヒッピーたちが住み着き、自治を標榜してコミュニティを形成。国内でも議論の的であり続けている地区です。アーティストや、ファミリーもたくさん住んでいて、独特の文化と、雰囲気を醸し出していました。非常に興味深い場で、明日以降、教育視察をしていく際、その土台にあるデンマークの風土や人々の価値観もとらえていこうとするわけですが、そのために1つの視点をもらえたのでは、と思います。

その後、すでにクローズしていた救世主教会を少しだけ覗かせてもらい、2日目は解散。
観光しながら、信号が変わる速さにも慣れ(青になってすぐ渡り始めても渡りきれない。しかも黄色がなくて急に赤になる)、今日1日でかなりコペンハーゲンの全体像がつかめたようです。また、今日1日が、メンバーのアイスブレイクにもなりました。

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そして、いよいよ、本番、教育視察がスタートです。
明日は、コペンハーゲン郊外のロスキレ市の小・中学校と高校、それから社会教育の実践の場としてのエコヴィレッジを訪ねます。
レポートをお楽しみに!

(2015/03/22  投稿:みどり)